第2話

#2
489
2023/08/14 14:23
TDL
TDL
おrrrrrrrrrrるぁ!!!!おいOne!帰ってくるの遅ぇぞ!!!!!
(なまえ)
あなた
ぎゃああああああああ!?!?(泣)
突然の大きな音にビクッとし、反射神経で紫の後ろに隠れてしまった。
嫌だって手にあの赤黒い三角形!!!
なんなのあれ怖いんだけど!?!?
TCO
TCO
…TDL、あなたが怖がっている、やめてくれ
TDL
TDL
あ"あ"?誰だそのあなた…っての…は……
…待ってなんかこっち見てるよ!?!?
そしてこっちに寄ってこないでえええ!!!
すると、中身を塗られていない赤の棒人間は赤黒い三角形の武器をシュンッとしまって、僕の近くへやってきた。
(なまえ)
あなた
……ど…どっ、どうも…
TDL
TDL
………
なんかすっごい見られてる…
えぇ…僕、なんかしたかなぁ……?
いやそもそも初対面だし…
TDL
TDL
テメェがあなたか?
(なまえ)
あなた
あ、はっ、はい!!あなたのニックネームって呼ばれてます…!
TDL
TDL
…あなたのニックネームねぇ…
ねぇすっごい見られてる!!!
誰か助けてええええ!!!
紫の肩をぎゅっと握る。
紫
(痛い…が我慢だ)
【紫はムッツリだった】
すると、赤黒さんは僕の肩を引き寄せてきた。
…かと思ったら横抱きにされた。
…いわゆるお姫様抱っこだ。
(なまえ)
あなた
…え?
TDL
TDL
こいつもらってくわ。あばよ
一同
おいおいおいおい待てコラ待てコラただで返すわけねぇだろバカがアホかテメェ
みんなに一斉に叩かれ、赤黒さんはちぇーと言いながら僕を地面に下ろした。
TCO
TCO
お前は新生のアホか?普通に考えて連れて帰ったらダメだろう
TDL
TDL
よくいうねOne
紫
あなたのニックネームは渡さん!!!
俺の嫁だからな!!
(なまえ)
あなた
いや…まだ貴方の嫁ではないんですけれども……
TDL
TDL
は?コイツは俺のだろ
(なまえ)
あなた
初対面の人に嫁扱いされても困るから自己紹介してもらえませんかね!?
僕がそういうと、漸く彼は自己紹介を始めた。
TDL
TDL
The Dark Lord。長いからLordって呼んでくれ。…まあ、OneみたいなやつはTDLって呼んでくるけどな
(なまえ)
あなた
Lordね、よろしく!
TDL
TDL
ああ、よろしく
Lordは握手をしようと手を伸ばしてきたけど、まぁ…うん、こわかったから遠慮しといた。
そしたら紫が、僕の腕を引っ張った。
そして自分の方に引き寄せて、こう言った。
紫
あなたのニックネーム!Kingに挨拶しに行こう!!!
(なまえ)
あなた
…きんぐ?
え、王様ってこと?
…王様に挨拶?
…どうして!?
赤
お前まだその呼び方してんのか?
紫
だって、オレンジと被るだろ
緑
まぁ確かに
青
てか挨拶って何?どゆこと?
紫
そのままだよ、結婚の挨拶
黄
ちょっと待ったあああ!!!!
黄がいきなり喚き出した。
紫にめっちゃ抗議を始める。
黄
いつからあなたのニックネームはお前の嫁になったの!?それからさ、なんだよ結婚の挨拶って!!!Kingに挨拶しないってどうすんの!?!?それにKingもあなたのニックネームに惚れるかもしれないだろ!!!お前ライバル増やすだけじゃねえか馬鹿なの!?
すごい言うじゃん…()
だからそもそも結婚する気ないってば…()
(なまえ)
あなた
黄…私結婚しないから安心していいよ…?
黄
そういう問題じゃないの!!!あなたのニックネームは女の子の上に可愛いから誰から構わず堕としちゃうの!!
(なまえ)
あなた
…?
ダメだ理解が追いついてない……
僕は可愛いのか?いやそれはあり得ない…
てか「落とす」って何?
私落とし穴掘る気もないよ?
(なまえ)
あなた
なんかよくわかんないや…
紫
とりあえずいこう!!
紫がなにかマントのようなものを羽織って、僕の手を握ってから空へ飛び出した。
(なまえ)
あなた
わわっ、飛んでる!!!!
紫
凄いだろ?
(なまえ)
あなた
うん!
紫
かわ
(なまえ)
あなた
んぇ?
紫
何でもないから気にすんな
(なまえ)
あなた
わかた!







































その後、中が紫の液体みたいなもので塗りつぶされてる黒っぽいゲートを幾つか潜って、そして目の前にオレンジの長身の棒人間がいる状況になった。
紫
King!
King Orange
King Orange
おっ、紫!どうしたんだ?
紫
この度紹介したい者がいまして!ぜひKingに紹介したく…!
King Orange
King Orange
おー!入ってもらいなさい
紫
はい!
いい頃合い…か?
僕はそっと前に歩み出た。
(なまえ)
あなた
…こんにちわ……
King Orange
King Orange
…人間の子か
(なまえ)
あなた
は、はい、あなたと言います
…この人もめっちゃ僕のこと見てくるよ…
そして最後に言ったのが
King Orange
King Orange
私の膝に座ってくれぬか
(なまえ)
あなた
…え?膝…ですか?
King Orange
King Orange
ああ
僕はKingに引き寄せられて、Kingの膝上にストンと座った。
…なんか、めっちゃ嬉しそう。
King Orange
King Orange
…娘だ…子供に来ないか?
(なまえ)
あなた
いやです
…妙に変な方向に捻れたな、この人…()
今までのプロポーズとは言って変わって子供にならないか…て…
King Orange
King Orange
私はKing orange。よろしくな
(なまえ)
あなた
はい,よろしくお願いします!
…その後、帰って身体検査を受けました。なんでだろ?

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