誰も予期せぬ展開に思わず目を見開く
グルッペンは構わず続ける
グルッペンの言葉を聞いて、らっだぁは暫く考える素振りを見せる
そりゃ、急に「統治しろ」なんて言われれば
困惑するのは当たり前だが
しかし、なるほど
グルッペンにしてはいい事を言うな珍しく
考えがまとまりきらないらしく、顎に手を当て本格的に悩み出すらっだぁ
私の横で黙って聞いていたゾムが口を開く
そう言って、グルッペンは1度咳払いをした後
椅子から少しだけ身を乗り出す
両膝に肘を当て、そのまま指を組ませる
その場に一気に緊張感が走る
さっきまでの表情とは裏腹に、まるで笑みを見せない
そこに居たのは"総統"としてのグルッペンだった
まあ、おそらくティアラの事を言っているんだろうな〜
と思いながらも、ここで下手にそれを言えば私の立場はさらに危うくなるだろうと考え、グルッペンの話を聞くだけに留めた
でも確かにずっと1人で動き回ってたからこれといった証拠はないんだよなぁ〜〜
スパイは多分てかほぼティアラなんですけど()
私がシリウスに1発蹴りをぶち込んだあれの事かな?とその時の光景が頭によぎる
グルッペンはこちらを覗くと、ニヤリと悪い笑みを浮かべる
To Be Continued…
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!