真弓side
今彼女とお家デートしてるんですけど、
なんかおかしい、、、。
何が?って言うとね、
いつもだったら…
「たけくーん!」
たけ「なにー?」
「ぎゅーってして??」
たけ「いいよー、おいで((手広げる」
「ふふっ、たけくん温かい!」
ってな感じでくっついてくるんですけど、
今日は、一回もくっついてこない、おかしい。
たけなんか嫌われるような事したかな、
たけ「あなたー?」
「なにー?」
たけ「ここ座って、」
たけの隣に座らせようとした
「こっちにいるー、」
たけ「じゃあ、たけがそっち行こ。」
「ん、やっぱあっち行こうかな、」
たけ「ねぇ、」
明らかに避けてるのがわかったからあなたの腕を掴んだ
「…なに、??」
たけ「たけの事避けてない?」
「さ、避けてない、」
たけ「ホンマに?」
「…うん」
たけ「嘘つく人嫌いやで、」
「…だって、、泣」
え、え、え?泣いてる??
俺そんな怖く言ったつもり無いんやけど、、
たけ「と、とりあえず落ち着いて、?」
「うん、、」
たけ「ゆっくりでいいから聞かせて?」
「この前たけくん舞台やってたでしょ、?」
たけ「あ、うん」
「その時にぎゅーしたりお姫様抱っこしたり…」
もしかして、嫉妬??
たけ「うん、」
「お仕事だからしょうがないってわかってるんだけど、たけくん見るとそれを思い出しちゃって辛くなって泣きそうになっちゃって、、」
世界一可愛い嫉妬なんやけど!!??
たけ「うん、そっか、言ってくれればよかったのに、」
「だって、重いって思われたくないもん、、」
たけ「別にそんなんで思わんで??むしろ嫉妬してくれて嬉しい((照」
たけ「あなた?」
「ん??」
たけ「たけはあなたしか興味ないし、あなたしか見とらんから安心してな??」
「う〜、たけくん大好きー!!!((ギュッ」
たけ「たけも大好きやでー!」
end
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!