第8話

柱合会議前夜
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2025/10/28 05:56 更新
柱合会議の前夜。
あなたは物思いにふけっていた。
あなた
(お姉ちゃんの、仇を倒せた…)
鬼殺隊に入った理由は姉の仇を倒したかったから。
あなた
(私、これからどう生きよう…)
姉の仇を討ち取るという目的を果たした自分はどうすればいいのだろうか。
あなた
(…柱っていうのは、鬼殺隊の中で貴重な戦力。自分は、まだ13でその階級にたどり着いたというのは、もっと貴重な戦力かもしれない。)
自分には隊士としての未来がありすぎる。
史上最年少。今までの最年少記録は15らしい。それを自分が塗り替えた。
あなた
(…そうだ。私は…お姉ちゃんの仇を討ち取りたかったのも、あるけど______)
"あの人たち"とは、違う生き方をするって、決めたんだ。自分の力を正しい方向に使いたい。
あなた
(…生き残っちゃったからには、精一杯、やり遂げる。お姉ちゃんの分まで、私は、生きる。)
柱の人たちは、みんな、すごい人たちばかり。
強くて、揺るがなくて、憧れられる存在。
あなた
(でも…私がなりたい柱は…ただ、あの子たちを斬るような存在じゃない。)
人の心を守れる柱になりたい。
悲しみや憎しみで潰れそうな人の心を、少しでも抱きしめてあげられるような。
私の呼吸は、きっとそのためにあるんだ。
剣を振るう理由が、"誰かを愛すること"なら、私は強くなれる。

お姉ちゃんが守りたかったものを、私が守る。
それが、私の柱としての、生き方。























本日は短めです。
それでは雨宮あなたに関する情報↓
読んでいる人の中には薄々感じでいる方もいると思いますが、あなたはサイコパスです。
サイコパスはサイコパスでも、典型的なサイコパスじゃなくて、心の構造がサイコパス。
あなたは人の心を見抜くことができる。その領域は最早、「人の心を読む」という領域に近い。
つまり、"感情"というのは、彼女にとっては"観察対象"。自分の感情すら、彼女にとっては、"観察対象"です。つまり、自分はなぜ今悲しいのか、なぜ苦しいのか、なぜ嬉しいのか、という理由がわかってしまう。相手の感情もそうです。この人は今、なぜ苦しいのか、憎んでいるのか、悲しいのか。彼女は第六感があるので誰かが"視えない"ものも視えてしまう。
そして次に相手に"何が必要なのか"。自分が今、どうすれば相手が救われるのか。そして自分の感情を"利用"する。寄り添ってほしいなら、寄り添う。悲しんでほしいなら、泣く。喜んでほしいなら、喜ぶ。
ただ、これをしててもまだあなたが人間と言えるのは、彼女の芯が"人を愛したい"という願いがあるから。
これが雨宮あなたという人間なんです。

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