第10話

初めての柱合会議2
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2025/11/05 06:58 更新
産屋敷邸の庭には7人の柱が集まっていた。
岩柱・悲鳴嶼行冥。
音柱・宇髄天元。
水柱・冨岡義勇。
風柱・不死川実弥。
蟲柱・胡蝶しのぶ。
炎柱・煉獄杏寿郎。
そして新任の蛇柱・伊黒小芭内。
各々が誰かと話したり、1人立っていたりという感じでお館様が来るのを待っていた。
そこに、1人の少女が入ってきた。

あなただった。

他の柱たちは、新しい柱が2人いるとは聞かされていたので、大して驚いていなかった。

驚かなかった、はず。

いや、驚いている人が3名ほどいた。
悲鳴嶼行冥、不死川実弥、胡蝶しのぶ。

そう。雨宮あなたは…

かつての花柱・胡蝶カナエに、非常にそっくりだったから。
不死川実弥
(…は?)
胡蝶しのぶ
(姉、さん?帰ってきたの…?)
腰あたりまであると思われる豊かで艶のある黒髪。
透き通るような目や肌。
華奢な身体付き。
あまりに優しい微笑み方。
幼さは残っているが、どこか「大人の女性」を彷彿させるような佇まい。
あまりにも似ている。
ただ、実弥としのぶが呆然としている間に宇髄と煉獄が先にあなたに声をかけていた。
宇髄天元
よぉ、雨宮!久しぶりだな!
あなた
…!音柱様!お久しぶりです。
宇髄天元
音柱だなんて言うな。もう今日からは同僚だ。名前で呼んでくれて構わねぇぜ。
宇髄の言葉にあなたは嬉しくなり、「それじゃあ宇髄さん、これからは柱としてよろしくお願いします。」と挨拶した。
煉獄杏寿郎
君が雨宮あなたか!噂は聞くぞ!なんでも、11の時から鬼殺隊に入って、しかも第六感があると!
あなた
ありがとうございます…!2年前からここに身を置いています。第六感もあるのも本当です。
煉獄杏寿郎
うむ!その幼さで己の能力を使いこなし、鬼殺の道を歩んでいるのは尊敬に値する!そして俺は炎柱の煉獄杏寿郎だ!雨宮、これからは共に柱として頑張ろう!
煉獄がはっはっはっ!と笑うのであなたはつられてふふっと笑った。
少し笑いながら、「煉獄さん、未熟者ではありますが、よろしくお願いします。」と続けて挨拶を終えた。

宇髄と煉獄への挨拶が終わったのであなたはまだ挨拶していない柱の方は迷いなく歩み寄って行った。
あなた
初めまして。愛柱に任命されました、雨宮あなたです。未熟者ではありますが、みなさん、よろしくお願いします。
あなたは深々と頭を下げた後、優しく微笑んだ。
反応したのは、悲鳴嶼としのぶだった。
悲鳴嶼行冥
うむ…私は…岩柱の悲鳴嶼行冥。雨宮、よろしく頼む。
胡蝶しのぶ
蟲柱の胡蝶しのぶです。雨宮さん、よろしくお願いしますね。
あなた
はい!悲鳴嶼さん、胡蝶さん、よろしくお願いします。それから、あとの蛇を連れている方と傷だらけの方と1人遠くにいる方は…?
胡蝶しのぶ
蛇を連れている方はあなたと同じく新任の蛇柱の伊黒小芭内さんで、傷だらけの方は風柱の不死川実弥さんで、あそこのぼっちの方は水柱の冨岡義勇さんです。冨岡さんは口下手な方なので、不快な思いをすることもあると思いますが、温かい目で見守ってくださるとありがたいです。
しのぶの説明にあなたは目をぱちくりさせた。
個人的には、そうは思えなかったからだ。
なぜなら_______












あなたには視えていた。
皆んなの背後にいる"人ならざる者"を。
あなた
ふふ、お気遣いありがとうございます。でも…大丈夫ですよ。ここにいる方は皆んな、優しい方ですね。疑うべき人がいないというのは、とても心地いいです。
嘘偽りなく。あなたは本当に思っていることをそのまま言っただけ。

それなのに_______あなたが本当に思っている言葉が刺さっている人が、いた。

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