福本side
あなた「私結婚する」
それを聞いたのは4月1日。
福本「それ嘘?」
あなた「なんで?本当だよ!」
福本「だって今日エイプリルフールやもん」
あなた「あ!言う日今日じゃなかった」
でも本当なの!と焦りながら言うあなたはおもしろくてかわいかった。
あなた「大晴くんに1番に伝えたからね」
福本「ほんまに?それはうれしい」
あなた「結婚式もちゃんと来てね」
福本「行っていいん?」
あなた「うん!あと家にも遊びに来て」
福本「前行った時めっちゃ緊張してえぐかったんやから、」
あなた「あ!大学もがんばってね。国公立でしょ?すごいなー」
福本「勉強がんばった」
あなた「ありがとう。あの時駅で会えてよかった」
福本「僕もあの時あなたのこと助けてよかったわ」
あなた「これから会えなくなること多くなると思うけど月1くらいは会おうねみんなで」
福本「せやな。みんなでまた遊ぼう」
その後別れて2人別々の場所へ歩いた。
あなたにとって居心地のいい安心できる場所であっただろうか、
福本「あなた!!!」
僕は足を止めて振り返り名前を呼んだ。
福本「いつでも連絡してな!」
そういうとあなたはうれしそうに「うん!!」と言ってくれた。
夜風がまだ寒い。
そんな日だった。
結婚式まであと____3日。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!