私達は部屋へと戻り、私は冴より先にお風呂を済ませた
どんだけちび◯る子ちゃん好きなんだよ
冴がお風呂に入ったのを確認し、私はカーディガンを着てベランダへ出た
外はすっかり真っ暗だ。昼間には見れない夜景と星が綺麗に見えた
私はそれを見ながらスマホを取り出し、着信をかけた
スマホの中から聞こえる声。
お互い暫くの間沈黙した。変な空気に余計緊張が走る
……私は凛に返事をしなければならない。これで凛のプレイに不調が出るかもしれないのは承知済みだ
でもモヤモヤが残ったままでも駄目だ。ならスッパリ切ったほうがいいだろう
とは言ってもどう切り出せばいいんだ…
…やっぱり気づくよね、こんな気まずそうにしてたら…
凛も勇気出してくれたんだから私も出さないと!!
言うぞ私!!
後ろをバッと振り向くと、険しい表情をした冴が立っていた。
お風呂出るの早くない!?髪も乾かしてないし…そんなにちび◯子ちゃん見たかったわけ!?
そう言って冴は私が返事をする間もなくスマホを取り上げた
先程私と話していたときより明らかに声色が違う。
………まだ…戻れないのか
絵心さんまさかマネージャーさんと連絡取ってる…!?
……いや私さっき絵心さんに報告したわ。
てかブルーロック情報網えぐすぎだろ。めっちゃ早く伝わるじゃん
冴はそう言い、私にスマホを渡すと部屋へと戻っていった
うおすっげえ懐かしい声
凛が声荒げてる…笑
そう言い私は電話を切った。
私は綺麗な夜景と星を背に、冴の待つ部屋へと戻った
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!