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第1話

00.
370
2025/06/04 09:00 更新




『ピーポーピーポー…』





遠くから救急車のサイレンの音が聞こえる
近くでは人がザワつく声がしてうるさい






あなた
……ん…


…あなたの下の名前!?
大丈夫…~~~!?救~~~呼んだ~~~…!!



途切れかけた意識の中で私の傍で必死に呼び掛ける誰かの声が聞こえていた

















































あなた

目を覚ますと四方をカーテンで仕切られた白い天井が目に映る

…あ、れ、、私…







…あなたの下の名前くん?
あなた
……?
すぐ隣から私の名前を呼ぶ声が聞こえて目線だけを動かすと同い年くらいの男性が見開いた目で私を見ていた

…っ目が覚めたのかい!?
良かった…!
君の意識が戻なかったら僕はどうしようかと…ッ!

勢いよく席を立ち上がって少し目を潤ませながら私にそう声をかける
あなた

















あなた
…どちら様…ですか…?






















………え?











ぽかりと口を開けたまま面食らった表情をしている彼


あなた
…あ、すみません
あなた
でも私たちって初対面…ですよね、、?

目の前にいる男性とは本当に面識がない
でも相手の表情を見る限り私の事を知っているのだろうか…?
……本当に僕の事を知らないのかい…?
あなた
…はい、
Rui.
Rui.
神代類かみしろるい  という名前を聞いても…?
あなた
………すみません

Rui.
Rui.
そう、か…
Rui.
Rui.
とにかく先生を呼んでくるから待っていてくれ

そう言ってその人は病室から出て行った


かみしろ、、るい、、?

その名前は一度も聞いたことがない

…でもすごく顔が整っている人だったなあ
なんて呑気なことを考えていた


















そんな事より…なんで私病院にいるんだろ…?













                                     『悔悟.』

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