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第34話

Episode30
440
2024/04/17 14:31





伏黒恵
“好きです”





























(なまえ)
あなた
………は?
伏黒恵
………
伏黒恵
まだまだ先輩に比べたら未熟ですけど
伏黒恵
もっと強くなるんで
伏黒恵
頼りないかもしれないですけど…
伏黒恵
俺と付き合ってくれませんか……?
(なまえ)
あなた
………
(なまえ)
あなた
え、どしたの急に
(なまえ)
あなた
頭打った?
(なまえ)
あなた
どっか怪我したの?
伏黒恵
え、
(なまえ)
あなた
大丈夫?
伏黒恵
いや、あの……
(なまえ)
あなた
今すぐ高専に戻って硝子に診てもらう?
伏黒恵
いえ、だからッ……
(なまえ)
あなた
もうこの任務降りる?
(なまえ)
あなた
上に言いつけるか
(なまえ)
あなた
そうしよううん
伏黒恵
ッッッ
伏黒恵
先輩ッ
(なまえ)
あなた
ん?
伏黒恵
チュッ
(なまえ)
あなた
……
伏黒恵
……これで…分かりましたか…?
伏黒恵
俺は本気なんですよ
伏黒恵
先輩はモテるからからかってるだけかもとか
伏黒恵
思ってるんでしょうけど
(なまえ)
あなた
(いや、別にモテないし…)
(なまえ)
あなた
(逆にモテんのそっちだろ…)
伏黒恵
俺はッ
伏黒恵
ポタッポタッ💧
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
………え"…
伏黒恵
本気なん…ですよぉ……(泣)
(なまえ)
あなた
えっと……えっ…
伏黒恵
ウッ…ズビッ
伏黒恵
だからッ…
(なまえ)
あなた
お、おぉ…
伏黒恵
俺と…付き合ってください……ヒック
伏黒恵
俺には…先輩しか……いないんですよ…ズビッ
(なまえ)
あなた
えっ…えぇ……
伏黒恵
ダメ……ですか…?
(なまえ)
あなた
え、いや…そういうんじゃないけど…
(なまえ)
あなた
まさか恵もとは思わないじゃん?
伏黒恵
……………ん?
伏黒恵
(なまえ)
あなた
うん…
(なまえ)
あなた
その……え〜と…
(なまえ)
あなた
あ〜恥っず
(なまえ)
あなた
う〜〜んと…ね
(なまえ)
あなた
その…



























































(なまえ)
あなた
私も恵が“好き”です













































伏黒恵
………え…
(なまえ)
あなた
いや〜後輩に先に言わせるとか恥ずい…
(なまえ)
あなた
本当はもうちょっと先に言おうと思ったんだけど…
(なまえ)
あなた
まさか恵の方から来ると思わないじゃん?
(なまえ)
あなた
だからちょっとそこは誤算だったかな〜
伏黒恵
………
俺の今の頭の中は真っ白だ
ずっと憧れ、尊敬していた先輩と
まさかの両思いだったなんて…
夢にも思わなかった
いや、無理だと思ってた
だって先輩はモテるから
なにより可愛いしかっこいいし強いし
もしかしたら
五条先生とか虎杖みたいな
元気な奴が好きなんだと思ってた
でもまさかの…俺……
伏黒恵
………ポロポロ
(なまえ)
あなた
ちょっ…なんで泣くの!?
伏黒恵
だって…そんなッ……ズビッ
伏黒恵
ッッッ〜〜〜
伏黒恵
ギュッ~
(なまえ)
あなた
うぇッ
伏黒恵
良かった…良かったぁ……
伏黒恵
怖かったぁ……
(なまえ)
あなた
お、おぉ…
伏黒恵
俺多分…メンヘラになりますよ…?
伏黒恵
束縛もすると思うし…
しかも結構激しいと思うし…
(なまえ)
あなた
まぁ、そこはなんとなく想像してた
(なまえ)
あなた
でも、いいよ
(なまえ)
あなた
好きになっちゃったんだからしょうがないじゃん
伏黒恵
あぁ…何でこの人はこんなときまで
伏黒恵
……カッコいい…
こんなにもカッコよくて愛おしいんだろう
(なまえ)
あなた
ま、これからよろしくね?恵
伏黒恵
………
伏黒恵
はい!
多分俺は今世界で…
いや、これから先死ぬまで
幸せな人間だ





伏黒恵
チュッチュ
(なまえ)
あなた
!?
(なまえ)
あなた
どしたの!?
伏黒恵
したくなりました
(なまえ)
あなた
どゆこと…
なんかより一層
大好きな後輩彼氏が積極的になってます…




























西音寺らら
なんなのよ…あいつ……




























五条悟
……邪魔だね…恵…













































これからどうなるかも知らずに
伏黒恵
チュチュチュ♡
(なまえ)
あなた
ッッ〜〜〜💢
うちの彼氏はヤバいです


















































































第二章START





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