ギュッ
はぁ、まただ。
また他の男と酒を飲んできやがった。
俺はキヨ。ヒラとは昔からの付き合いでとても仲が良い。でも、俺は仲が良いだけではすまなかった。
どうやら俺はヒラのことを恋的にみてしまっているようだ。
自分でも何故か分からないが、ヒラが俺に近づいてきた時だとか、少し手が触れてしまった時だとか、、、
いっつも心拍が上がっている気がして俺はヒラが好きなんだって気づいた。
ヒラはとても酒が好きで、弱いくせに他の男と呑みに行っていっつもこういう感じで帰ってきては俺に抱きついてくる。
俺が毎回許せないことは、他の男と呑みに行っているという事だ。
いつもは我慢してベットに運ぶが、今回はなんだか腹が立つ。こんな子供みたいな感情に振り回されるのは嫌だが、しょうがない気もする。
どうせ、俺に対して好きという感情はないくせに、こうやって抱きついてきたり、可愛らしい笑顔でこっち向いてきたり、、、
はぁ
ドサッ
しょうがない、これはしょうがないことなんだ。
だから、もっと、、、もっと触れさせて、、、
お前が酔ってる今日くらいは、、、
ヒラの腰を優しく包むようにキヨは触った
チュッッ///ンッ///
気づいてくれ、俺がお前のこと、、、
俺はヒラの腰を引き寄せ服を脱がせていった
あ、、、
つい口走って言ってしまった、、、
部屋には時計の針の音しか響かない
そんな中、ヒラが口を開いた
ギュッッッ
ヒラの小さな身体を俺の身体で覆う
ヒラとの関係が今以上になれる喜びと、嫉妬心がベットに滲む
夜が過ぎるまで2人はお互い酔ったままだった。
END
--------キリトリ線--------
皆さんどうだったでしょうか!!!
前も違うアカウントで投稿していたんですけど、もう久しぶりすぎて上手く書けなかった😅
読みずらいかもしれないけど、楽しんで読んでいただけるととても嬉しいです!
もし、リクエストとかあったら気軽にコメントください👍
少し遅れてしまうかもだけど応えます!!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。