第18話

# 13 _獅子頭連_
145
2024/06/28 08:08



















桜 遥
……見回りはともかく…

桜 遥
なんでこいつと一緒なんだよ

杉下 京太郎


嫌なせいかイライラしている桜さんと


相変わらずつんとしている杉下さん


柊 登馬
さっき言ったろ…
梅宮とjpにお前ら二人と
ya 、 rnを良く見とけって言われたって

柊 登馬
現にお前ぇら…
もうやり合ったんだろ?

桜 遥
やり合ってねーし 
こいつが殴りかかってきたから
蹴り飛ばしただけだし!!


杉下さんを指差し 『 俺は悪くない! 』 と


主張する桜さん

rn
それをやり合ったと言うんじゃないんですか?

桜 遥
うるっせー!!

柊 登馬
いいからお前ぇらは 離れて歩け


と 、 杉下さんと桜さんの間に入る 柊さん

蘇枋 隼人
幼稚園の先生みたいだね

ya
ふぁっ‪‪‪w‪
( なんとなく想像できる…‪‪‪w‪ )

柊 登馬
誰が保母だ!!!
つかお前は笑ってんじゃねー!!

桜 遥
つーかさ… 見回りっていっても
歩いてるだけじゃねーか

桜 遥
街を守るんだろ?
だったらこっちから 街を荒らす連中
探しに行ってボコった方がいいだろ

rn
相変わらずの脳筋ですね

桜 遥
ああ!?

柊 登馬
バカ野郎

柊 登馬
それじゃあ 守ってるんじゃなくて
攻めてることになるだろうが

桜 遥


柊さんの言葉に イマイチ理解ができないのか


桜さんは ?マーク を頭に浮べる

柊 登馬
歩いてるだけでも意味があるんだよ

柊 登馬
俺達がこの制服を着て歩いてるだけで
小さいチームの連中はだいぶ寄り付かなくなった

柊 登馬
俺達の喧嘩は 守るための喧嘩だ

柊 登馬
俺たちの方から手を出す必要はない


そう語る 柊さんの背中は


この中で 誰よりも大きく見えた


桜 遥

ya
 ( かっけー ) 


何となく この街が温かい理由が分かった気がした


桜 遥
なんだそれ…
めっっっっちゃつまんねー


不満そうな顔で柊さんに言う桜

柊 登馬
喧嘩しか楽しみのないお前の方がつまらん野郎だよ

柊 登馬

柊 登馬
おいおい…
ばあちゃんあぶねぇから やめとけ!!

柊 登馬
お前らも来い!!


ばあさんが脚立に登っている所を見つけると


柊さんは血相を変えすぐさまばあさんの所をへ向う


俺達も柊さんの呼び声に従い


ばあさんのところへ走る





そして今に至る

桜 遥

ㅤㅤ.
いやー 助かるよ 消しても消しても
落書きされちゃうから
回数は前よりも減ったけど

楡井 秋彦
いえいえ


と 嬉しそうに微笑む楡井

桜 遥
んだよこれぇ!!!

楡井 秋彦
こーゆーのも
ボウフウリンの仕事っすよ

rn
ペンキ塗りめちゃくちゃ楽しい!


目を輝かせながら桜さんに言うrnに


『 これのどこが楽しいんだよ… 』 と


理解ができないそんな顔をする桜

柊 登馬
おーい おやっさん
こっちも終わったぞ

ㅤㅤ.
いやー ありがとありがと

ㅤㅤ.
はいこれ持ってって!


渡してきたのは 焼き立てのたいやき

あばっす!!





rn
んんっ!これめっちゃ美味しい!

楡井 秋彦
ほんとですね! 何個でも食べれちゃいそうです!

ya
そんなに好きならrn 、 俺のあげるよ

rn
え!? いいんですか!?


目を輝かせながら聞くrnに


頷き 、 まだ食べていないたい焼きを渡す


蘇枋 隼人
それじゃあ 、 俺のをにれ君にあげるよ

楡井 秋彦
 ! いいんですか?

蘇枋 隼人
勿論だよ


と 、 楡井にまだ食べていないたい焼きを渡す

rn
ん〜っ!美味しい
ya君ありがとうございます!

ya
へっ ( 餌付け完了 ) 

ya
 !  ( ここ 、 確か… ) 


rnとの話が夢中になっていると


いつの間にか飲み屋街に来ていた

rn

高架のところには ひとつの

桜 遥
ぶっさいくな犬だな

ya
相変わらずぶっさいくだなー

楡井 秋彦
ちょ桜さん! ya君!
そんなこと言っちゃだめっす!!
どこにあちらの人がいるかわかんないっすよ!?

桜 遥
あちら?

ya
俺が説明するよ
…ここはボウフウリンと別のチームの
" シマ境 " だから絶対この高架から
向こうで問題は起こしちゃだめだぞ

ya
国の法律が違うように
向こうじ俺達のルールは通用しねー
……この先を仕切ってんのは

ya
 " 力 " の絶対信仰

ya
   獅子頭連    












krpt 4周年 おめでとうございます!!


これからも微力ながら


応援させてください!!





またね👋🏻‪





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