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第5話

番外編
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2024/12/09 13:35 更新
時系列意味不明すぎて疲れちゃったので、番外編を1つ,再来週の土日あたり投稿させていただきますね。あと書き方変えてみます 最後にアンケートとるのでどっちのほうが良いか教えてください

ろるなし以降は書き溜めじゃないんですけど更新します!!生きてます!詳しくは活動報告見ていただけると幸いです
「 ねぇ 、あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さん 」
今私達はアシリパのコタン,きっと丑三つ時頃の深夜だろう,隣で寝ている杉本が此方に顔を向けて小声で私の名を呼び起こしてきた,

「 …何だ…杉本,夜中に起こしてくるなよ… 」
ほぼ夢の中に居るようなふわふわした感覚に身を包まれ、杉本に背を向けて再び私は二度寝をする,

「 全然寝れなくてさ , あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さん、外で話さない? 」
と私の後頭部をつんつんと触ってくる,

「 …白石とか…アシリパは?… 」
しつこい杉本に嫌気がさし、眠たい目を擦って、起き上がる,乱れ髪は完全に解いて、杉本に木の櫛を渡す,

「 もう寝てる , 」
と灯りの灯らない暗闇の中私の手を引いて杉本は家の外に出た,

「 眠… 話とは何じゃ杉本… 」
杉本に乱れ髪を梳かして,と付け加えて背伸びをする,寝相が悪い私は髪も服も乱れまくりだ,

「 寝れないから眠くなるまで、あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さんと 話したいと思って 」
杉本は櫛で私の髪の毛を丁寧に梳かしている,「あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さんは寝相が悪いんだね」なんて冗談風に杉本はくすっと笑った,

「 子供じゃないんだぞ 杉本…! … 」
うとうとと寝そうになる,早く暖かい布団に入って寝たい,嗚呼、何だか杉本の笑い方は母に似ている気がする,

「 分かってるよ 」
くすくすと音を立てないように杉本は笑う,そんな杉本を見ると、ささやかな幸せを感じられる,無性に母に会いたくなってくる,…私の産みの親、1番目の母に,

「 あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さんの事もっと聞かせてくれないかな 」
と杉本は櫛を渡しに返して、目を伏せた,あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)の身内話とか聞いた事ないからさ,なんて冬の雪降る真夜中に2人の白い吐息が空気に混じる,

「 …わらわの話はつまらぬぞ, 」

「 聞きたい,あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さんの話だったらどんな事でも, 」

「 なら、わらわが過去に出会った奴の話をしてやろう , 」

「 いいよ ,聞かせて , 」

「 わらわの家は直ぐに引っ越してしまう家庭でな、数年前に薩摩に引っ越した事があってな,その時もわらわは美しかったから、皆に可愛い可愛いと言われて日常を過ごしておったのじゃ,なんじゃったか、鯉登音之進んっちゅうボンボンの軍人さんの腫れ物扱いされてる息子がおって、ある日の放課後じゃっかな,放課後にわらわとわらわの周りで勝手に威張り散らかしている輩がおっての,わらわは其奴のことは嫌いじゃったが、買い物に行ったのじゃ,そしたら、そのボンボンちゅう輩がなんかの乗り物に乗ってわらわに激突したんじゃ,其奴わらわになんと言ったと思う?!,何処見ちょるんだ!!って大声で言われて、嗚呼頭にくるよ本当に,まぁ結局わらわの家庭も結構裕福だったから何だかんだで仲良くなったけど、鶴見っちゅう西郷どんのお墓に行きとうって言っちょった人と会ってからちょいとおかしくなってた気がするな,今となってはどっちも行方は分からぬけど,多分父を真似して軍人にでもなっちょるんじゃないかねぇ…, 」

「 長々しく話してすまなかったな 杉本 , 」

「 全然大丈夫だよ , …鶴見って人とはあなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さんは会った事があるのかい? 」

「 わらわは会ったことがないな ,全て音之進が言ってたことだからな , 」

「 そうなんだね , 」
「 わらわから一つ質問していいか? , 」

「 いいよ ,一個じゃなくても良いけど , 」

「 杉本は 、わらわが死んだら悲しいか? 」

「 あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)さんが死んだら? 勿論、すっごく悲しい , 」

「 なら 、わらわが嘘をついていたら 杉本はどう思う? 」

「 そうなんだなーって思う ,俺も嘘はつくし, 誰にだって秘密事の1つや2つはあるよ 」

「 なら 逆に俺から質問ね 」

「 あなたの源氏名(例¦高尾/小紫etc…)は、恋愛した事ある? 」

「 勿論 した事あるぞ 」

「 なら、今恋愛したいと思う? 」

「 急に恋バナか? まぁ いい人がいれば , 」

「 へぇ〜 」

「 眠いから わらわはもう寝るぞ 」

「 まだ数分しか喋ってないけど、もう寝るの? 」

「 眠いからな ,杉本、そろそろ寝ないと 明日起きれなくなるぞ 」

「 嫌、まだ 起きてるよ 」

「 意地張ってないで戻るぞ杉本 ,羆が出てくるかもな , 」

「 嫌でも 、う〜ん… 」

「 杉本が不死身だとしても 杉本が怪我をしたらアシㇼパは心配するぞ 杉本はアシㇼパを困らせたいのか? 」

「 んな事ないよ 」

「 なら 寝るぞ , 」

「 わかった , 」

「 聞き分けの良い奴だ , 」
少し笑みを浮かべて 丸太を鋸で切ったような椅子から立ち上がり、自分よりも数cm高い男性に手を伸ばした ,

「 帰ろう 杉本 , 」

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