第2話

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2024/03/20 08:45
あなた
ファ~、、、
僕の名前はあなたの下の名前 カタカナ・あなたの名字 カタカナ

今日からアドラ寮生になった一年だ

そして極度のめんどくさがり屋

授業を受けるのはあまり好きではない

出来ることを一から教わるなんてまっぴらごめんだ
あなた
、、、なんで入学したんでしたっけ、、、
そうだ、知っていることを教わりに来る馬鹿がどこにいる

まあ僕なんだけど←

それには理由がある




















































母さんと暮らしやすい世の中にするため

それが今の僕のたった一つの望みだ

まぁ、それを実行するには神覚者ってのにならなきゃいけないが、、、
あなた
、、、コインがもらえそうな授業だけに参加すればいいですし、
コインを持っている人を倒せば、コインもらえるんですよね?
そんな甘々でいいのか神覚者、、、
モブ
ヒソヒソ『何やってるんだあいつ?』
モブ
ヒソヒソ『学校内でほうきに乗るなんて、、、、』
モブ
ヒソヒソ『しかも立って乗るなんて逆にすごくね?』
みんな僕のこと話してるんだ、、、
あなた
(どうせ悪口、、、)
悪口には昔から慣れてる

それよりかも寮に戻らなきゃ

そして初日の授業くらい受けないと、第一人称が悪くなる

そしたらいろいろ面倒
あなた
確か寮は一人部屋、それだったら実験にちょうどいい
僕は薬品の研究が好きで、家では、いつも母さんと一緒に薬品の研究をしていた

その名も(((


キーンコーンカーンコーン
あなた
、、、やばいです
確かほうきの授業、グラウンドに急がなければ、、、
※セリフや行動はにわかです
先生
ではみなさん、ほうきに『飛べ』と命令してください
あなた
、、、
シュッ、
あなた
わざわざ言わなくとも、できますよね、、、
このほうきは昔から使っている。

言わなくとも念じるだけで伝わる
モブ
流石あなたの下の名前 カタカナ・あなたの名字 カタカナ、、、
モブ
日ごろからほうきに乗っているだけあるな、、、
あなた
、、、
言わなくたってできる。これが常識だ
???
飛べ
???
、、、飛べ
、、、え?
モブ
あなたの名字 カタカナくん!飛んで見せてよ!
モブ子
あなたの名字 カタカナくん、立ち乗りできるってホント?
あなた
ぇ、、、、あ、、えっと、
人見知り発動、、、

最悪、あんな乗り方誰にだってできるのに
あなた
、、、飛びました、、けど、、、
モブ子
すごーい!バランス力いい!
モブ子
普通じゃできないよ、、、、
あなた
そんなことないですよ、やればどなたでも簡単に
モブ
てめぇ!ずるしやがったな!?
???
いや_______
あなた
あれは、さっきのキノコ頭、、、

早々に絡まれてるんだ、、、かわいそう、

助ける気は全くないけど、運が悪い
あなた
(あれはロイド・キャベルの友達どれいだ)
実は、僕は数ヶ月前にお試しで来ていて

その時に聞いた「ロイド・キャベル」

関わらない方がいい人物
あなた
(、、、それまで仲が良かった子が教えてくれた人だ、、、)
僕はあの時、”歌ってしまった”

楽しい気分になり、ほんの少し、鼻歌程度のもの

それなのに、、、魔法が発動してしまった。

発動した魔法のせいで、友達は大火傷を負った

大火傷を負った子はまるで悪魔のような見た目をしていたため、

「歌を聞いたら呪われる」「悪魔になる」という噂が広がった


僕の固有魔法の発動条件は”歌うこと”

元々歌が好きだった僕は、一日中歌わずにはいられない

、、、人に対して歌えない、聞いてもらえないのは寂しいが、

僕の持ってしまった固有魔法がいけない、、、


『天使と悪魔の囁き』


僕の固有魔法につけられた名前

その名前の意味をみんなはまだ知らない。

、、、人は悪魔にだって天使にだってなれる

この魔法をうまく使えば天使に、扱いがわからず人を傷つけてしまえば悪魔に、

人の見方によってなんでも変わる。
あなた
(今の僕は悪魔だ)
それを知っているのは上級生のみ

今、周りにいる人たちは僕と同じ時に入学した。

入学したばかりの子たち、、、

噂が広まれば、態度が変わるだろう
そういえば今更だが、

あのキノコ頭君はちゃんとロイドくんのところに行ったのだろうか?

先ほど呼び出されていたけど、、、

流石に行ったか
あなた
それにしても、歌う時間帯どうしよう
行くところはもう決まっている

学校の屋根の上だ

そこならバレない

時間帯も、、、

やっぱり夜の方がいいだろう

人の目も減る
あなた
でも、流石にまだ安心できません、
キツネの面でも被るか、、、

黒い狐の面、口まですべて隠す
あなた
、、、だったらマスクはいらないか、
そしてフードを深くかぶった僕は寮を出た
あなた
~~♪~♪
夜にしてよかった、風が気持ちい

静かで落ち着く
あなた
、、、学校もこんな感じだったらいいのに、、、
今の学校は、私にとって恐怖でしかない。

いつバレるか、いつ裏切られるか

気が気でならない









































???
こんばんは
あなた
!?
あなた
、、、こんばんわ、
誰、いつの間に、、、
???
こんなところで何をしているんですか?
消灯時間はとっくに過ぎていますよ
あなた
、、、そうですね、
そんなこと知っている、

僕が聞きたいのは君がだれか、どうやってここに来たのか
???
、、、何かあったのですか?
あなた
、、、別に、
???
そうですか、、、
ストン


ん?なんで隣に座る?
あなた
え、、、あの、、、
???
少しお話しませんか?
あなた
い、いいですが、、、
???
名乗り遅れましたね、
アビス・レイザー
私はレアン寮の3年生、アビス・レイザーです、
アビス・レイザー
貴方は何というのですか?
あなた
僕は、ぁ、、、
名前を言ったら学年がばれるかもしれない、

まだ知らない人だし、、、
あなた
、、、あなたのニックネームです、、、
アビス・レイザー
?えっと、、、あなたのニックネーム、さん?
あなた
はい、すみません、ここでは名前だけでお願いします、
アビス・レイザー
(家柄などの問題でしょうか?)
あなた
見ての通りアドラ寮のものです
アビス・レイザー
じゃあ質問よろしいでしょうか、
なんで?
あなた
はい、答えられる範囲で、、、

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