さて…頭が回る相手に時間を与えた。何かをやってくるのは当たり前だが、視野が広いユウマは何をしてくる?
ユウマはその場にとどまり、集中を高めている。つまり今回ユウマは後衛。そして異能力的にもハカも後衛。つまりミレイのみ前衛をする訳か。何かあるな。
そんな減らず口を叩きながら、盤面を整理しよう。多分遠距離の攻撃を持つ何かを習得したのだろう。私が居ぬまに。左手か?ユウマの左肩が動くまで注意か。ミレイは前より体が動くようになっている。油断してたら当たるぞ。ハカも的確な援護をしている。私が行きたい場所を予測してそこに撃っている。たが、私はミレイの攻撃には当たらないし、かつユウマを除いて当たるわけにもいかない。
続いて戒撃についても考慮しないとな。ユウマは何かを狙っているようで、目を切らさない。もうそろそろか…
その言葉と同時に肩が動いた。狙いは腹部のようだ。そして攻撃の方法は打撃のようだ。遠距離打撃。零虚理…つまりゼロ距離。ユウマの左腕がまさに今私の腹のど真ん中ということか…なら躱せないななら…
ミレイとハカの攻撃が同時に放たれる。
「勝った」
と思ったろ?その油断こそが最大の隙だ
私はスペルカード禁弾「過去に刻む時計」と禁弾「カタディオプトリック」を同時発動させる
皆驚いているようだ。どうやって耐えたのかは簡単だ。完全に故障した左腕をプラーンとして見せた
ここから私はレーヴァテインを取り出してユウマ、ハカの胴体を横一文字に両断した
音速に近いような踏み込みによりミレイに迫る。剣を斜めに袈裟切りしたが、腕を間一髪挟まれてしまったので、致命には至ってない
だが、一瞬で身を翻した私はレーヴァテインを心臓目掛けて一突き。
それはミレイに突き刺さり、倒した
















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。