hn side.
スキズカンパニーで、
超優秀だが超怖い、で有名なリノさん
……に僕は密かに思いを寄せている
現ヒョンジナとスンミナの教育担当で、2人からそれはもう恐ろしいという話と、愚痴はお昼休みのたびに聞いている
僕だって怖いとはちょっと思うけど、まだちゃんと関わったことないし、なんか気になるというか…
……まず顔がすっごいかっこいい
そんなリノさんが部長のバンチャンさんと揉めてるっぽい
一緒に仕事する人決めてる…?
何もわかってないが急に背筋が伸びる気持ちになる
大きなため息が聞こえた後、後ろからこつこつと足音が聞こえ、ばさっと机の上に雑に資料が置かれた
慌てて顔を上げるとリノさんが僕のデスク横に立っていた
ちゃんと立ち上がって挨拶はしたけど、言ってる側から自席に戻ってしまったリノさん
リノさんと近づくチャンスだが、絶対に迷惑をかけないようにと気を引き締めた
リノさんとの仕事が決まってから早3週間、
一緒に仕事し始めてわかったことがある
それは、ただ怖くて厳しい人じゃなくて、
ちょっと口下手なだけってこと
言い方はきつい時が多いけど理不尽に言ってるわけじゃなくて、
効率だったり僕のためを思って言ってくれてる
…つまり優しい、
ちょっと関わっただけじゃわからないだけで
顔がかっこよくて気になっていたのに、優しさを知ってからさらにリノさんの虜になった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。