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第21話

無題
759
2024/04/09 18:43 更新
オメガバースパロ
Ω ピリちゃん(α🦊)がただただモブに犯され拒絶反応で吐いちゃうだけ





『ん?どうしたのヒョン』
ヒョンが僕の膝元に来て言う

「今日はさ、忘れされるぐらい強く抱いて欲しい気分」

そう言って僕の首に自身の腕を回す
ヒョンは何処か冷たい、冷ややかな目で言い張った
『…うん、おいで』









🐥
自身がΩというのを知ったのは高校生の時だった
Ωだと知った人からは、襲われそうになったり、馬鹿にされたり、下に見られたりする
こうゆうことがある度に、何回もなんで自分はΩなんだと何回も自身の首を絞め恨んでいた

アイドルになった時には絶対バレないようにと細心の注意を払っていたが、抑制剤を飲んでいるのを末っ子のイエナに見つかり呆気なくバレてしまった
「(君も僕を馬鹿にするんだろ)」と内心思っていたが、イエナは全く違った
彼はαなのにも関わらず、第一声が『大変な思いいっぱいしたでしょう?』と心配の声だった
最初こそ、裏で馬鹿にしてると悪態をついていたが、彼から向けられるものが単なる優しさでΩと知ってもなお態度を変えなかったイエナに心底驚いた

「(こんな人も世の中にいるんだ)」
これを知っただけで僕自身すごく救われた気がした
この事からお互いが気になる存在になったんだと思う
いや?僕から結構アピールしてたかも
この人なら僕の番になって大切にしてくれるそう思った
イエナから告白して貰って交際が始まった
本当に夢のようで楽しくて、こんな僕がこんなに素敵な人と恋愛してると嬉しかった

交際して、半年が過ぎた頃、お互いがそうゆうことに意識し始めるはずだけど
イエナは全く手を出してくれなかった
だから、「イエナに僕の番になって欲しい」と思い切って本心を伝えたところ、『本当に?僕でいいの』と言って、泣いて喜んでいた

最初は、お互いが初めてだったので、僕も少々不安だったが、うなじを噛まれた瞬間これまでに無い嬉しさと快感を得た
これで繋がれたのだとこの事からより距離が近くなった

でも









この油断が良くなかった


この日は、大きな音楽番組でのダンスだった
もちろん皆が気合いが入っており、スタッフの方もディレクターや監督がリハーサルの時からピリピリしていたのだ

このピリピリした空気の中心となる人物がいた
その人は、僕たちのリハでの監督だったらしく、メンバー全員に当たりが強く、怒鳴り散らしていた それでもと思いながら食らいついていくが全く空気を変えることは出来なかった

その時の目や言動で「(αだ)」と分かった、その人の圧がΩの僕からしたらものすごく怖く、逃げ出したい気分だった

過呼吸になってもおかしくなかった状況なのに、ならなかったのはイエナが後ろで手を繋いでくれていたり、『大丈夫?』の声があったからだと思う
これを見ている人がいるとも知らずに


「ごめん、イエナ 心配掛けちゃって」

『全然!それよりも体調大丈夫ですか?』

「うん、薬飲んだから大丈夫」
「ありがとう」

そっかと言い終えて会話は終わった
楽屋に戻り髪や服装ももう一度整える
僕たちの番は後ろの方だったので時間には余裕がある

外に行こうと思い立ち上がり扉に進むとハニに話しかけられた

🐿「リクス〜どこ行くの?」

「ちょっと外の空気吸ってくる!すぐ戻る!」

はーいと聞こえ扉を閉める
薬を飲んだとイエナに言ったが、実は持ってくるのを忘れ飲めていないままあまりイエナにも迷惑かけれないし、と思い落ち着かせる為に外に向かった

少し廊下に出てトイレを横切ろうとした時、急に手首を掴まれ壁に押し当てられた

「痛ッ」
突然の事で何が何だか分からなくなっていると『君さΩだよね』と言われた

「は?」と咄嗟に声が漏れる
蛍光灯に照らされた瞬間、そいつが誰かぐらい分かった、リハの監督だった

これはまずいと思い
「いえ、違います。僕急いでいるので、しつれ_」
失礼しますと言い終える前に手首を掴まれ

『いやいや、絶対そうじゃん笑 ってかΩのフェロモン出てるしね』
『ね、相手いないなら僕でいいじゃんそれに君可愛いし』

と言い、逃げようとする僕を腕を強く握り引っ張る

「痛いです!離して下さい!」
「(どうしよう、どうしよう、怖い)」

『あんま乱暴したくなかったんだけど』
そう言い終えて、僕の腹を思いっきり殴った、気を失う瞬間に見えたあのΩを下に見る奴の目にそっくりだった


◇◇◇

「あああ”!い、や、誰かぁ”、助けっ..!」

『おい、声出すなよ聞こえるだろうが』
口に指が入ってくる
「っう、あ”」
気持ち悪い気持ち悪い、

『あれ?君番いるじゃんうなじ噛まれてるし、はぁ〜おもんな』
処女じゃねぇのかよと吐き捨て、さらに奥へと進める
『ん”ぅ、やや』
バタバタと暴れ、指を噛み必死に逃げようとするが、相手に全く効かず
それどこか相手に苛立ちを覚えさせるだけだった
『痛、おい噛んでんじゃねぇよ本当に殺すぞ』
ゾワゾワと恐怖で鳥肌が立つ、イエナじゃない人に抱かれこんなに乱暴にガツガツと押し進める
それでも、このままではと思い思いっきり叫ぶ
「離して!イエナ”、だすけ”て!」
ハッとし口に出してしまったが時すでに遅し

『は、イエナ?そいつが彼氏?』

『いいこと思いついた』と不審な笑みを見せ、次の瞬間僕のスマホを取られカカオを開き始める

イエナに送る気だと直ぐに分かった
「返して!辞めて!返して」

手で必死に取ろうとするが、全く相手にならない、うるせぇよと僕の頭を思いっきり壁に叩きつけた

「(あ、だめだ目の前がぼやぼやしてくる)」
それでも終わらない暴力頭を叩きつけた後に、腹、背中を殴られる

『やっと大人しくなった、ほらこっち向け』
顔を持たれ、カメラの方に向けられる

このまま送られて、イエナに見られたらと思うと涙が出てくる
「う”〜イェな、ごめ”…ん…なざい」
気づけば、カメラに向かって謝っていた

そんな言葉を男は嘲笑うかのように『彼女は貰ったから〜笑』とカメラに対して話しかける

どちゅ…!と奥に突き刺す

「う、ぅぇ…おぇ」
「う゛っお゛ぇ…っげ、ぇぇ…っ」

『汚ねぇな、でも仕方がないか番がいるΩの拒絶反応だもんな』
『おい、服にかけたら承知しねぇぞ』

うぅと僕は項垂れるしか無かった
ごめんなさいイエナ、こんな汚い僕で




撮り終えた動画を送る効果音が聞こえた








🦊
『あれ、リクスヒョンは?』

🐿「う〜ん?あー外の空気吸ってくるって言ってた、でもそれにしても遅いね」

さっきの監督がやっぱり怖かったから外に行ったのかと思ったが、リハを終えてからもう30分が経っていると言うのに一向に楽屋に帰ってこない
明らかにおかしいと思い、カカオを開く

リクスヒョンから一通の動画が送られてきた
『ッは?』

最初は真っ暗な画面だったが、だんだん聞き覚えのある声と背中が見えて来る


おい!とハニヒョンの声も聞こえないまま急いで外に出た




◇◇◇

「ッッ”ひっっ!あ あ ぁ」

「やぁ゛……うぅぅ…ッ!!!」

「イ、ぐっっ♡ゃ、らっっ!イェ”なこ、やだあ゛だ、す”けでぇ!いくっっ…!!い”ぎだくな”ぃ」

『嫌じゃねぇだろこんな締め付けておいて、おい聞いてんのかって』

「〜〜ッふ、いだい”…はな”じで!」

一向に黙らないこいつの腹を殴ろうとした瞬間だった

ドン……!と鈍い音がドアからする

後ろを向いてみると下を向き、ヒョロヒョロした男が目の前にいた
『覗きか?きめぇんだよどっかい_ 』

次の瞬間、頭を思いっきり殴られ壁にもたれ掛かる
『…』

その黙っている姿とゴミを見るような目つきでこちらを見てくる
その冷徹な視線に思わず体を竦める
『ぉ、おい!』と身体を起き上がろうした瞬間腹を蹴られ、頭を蹴られ
次々来る衝撃に耐えられず、気を失った




「…ヒョン!」
周りは吐瀉物と精液まみれになって、ヒョンの呼吸は荒々しい、そして小さなかすれる声で言った「汚い僕でごめんなさい」

咄嗟に『汚くない!ごめんなさい僕が気づかなかったから、ヒョ_』
違う本当に違う、汚くなんかない

こいつのせいだ
こいつがヒョンに
僕の大事な番なのに
そう思った瞬間、今まで視界にも入らなかったこの横たわる男が起き上がろうとする

男はまだいる僕たちに気づいたのか逃げようとする足を捕まえ、ひたすら踏み潰した
何か一生懸命叫んでいるようだったが気にせず、殴ることを繰り返した


この男はヒョンにあんな言葉を言わせたんだ死んで当然なんだ、どうせ罰を受けるなら僕が与えてもいいじゃないか
そう思ってからリクスヒョンを壁にもたれ掛からせそっと自分の上着をかける

寝ているヒョンを薄目で見ながら、男がいるトイレに入りそっと扉を閉めた











こんばんはりあです
リクエストを頂いたので書きました!リクエストしてくれた方遅くなりすみません🙇‍♀️イエナは冷静になるとかじゃなくて無我夢中で殴ってそうってかピリちゃんのためにそうして欲しい




ただ、吐いてるピリちゃんが見たかっただけだけども


新しい小説出しました!リクエスト何時でもOK👌なのでリクエストめっちゃ下さいー!




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