第49話

: Epilogue
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2025/07/13 03:00 更新















   : Nagumo Side





: 南雲
それじゃ、行ってくる
: 野﨑
… うん、行ってらっしゃい
: 野﨑
ぁ、無事に帰ってきてね?
: 南雲
いや、当たり前でしょ (笑



   家がどこら辺にあるか聞かれたから
   答えたらその近くにあるケーキ屋の
   有名なフルーツタルトを2つ
   買ってきてとおつかいまで頼まれた。
   あなたの喜ぶ顔を見たいのは全 僕の
   共通認識なので拒否するような
   僕は何処にもいない。
   だから、任せてと返しておいた。
























: 南雲
お久しぶりですね
…… あぁ、そうだな
元気にしていたか?
: 南雲
えぇ、まぁ。
… おかげさまで
それで?用件は何だ。
お前がわざわざ訪ねる
と言うから驚いたぞ
: 南雲
早く帰りたいのでそう長い話は
しないですよ。単刀直入に
言いますよ、… 僕 結婚しますね
: 南雲
それだけ言うつもり
だったので …
じゃあ帰りまーす


いや、待て待て待て。
流石にそれだけでは …
せめて相手の情報とか
教えてくれんかね!
: 南雲
…… 可憐、ですかね。
それでは帰りま s
駄目だ、帰らせる訳にはいかん。
相手のお嬢さんを連れてこい
今から挨拶をする
: 南雲
………… え ? ?



   こんな予定では全く無かったのだけど。
   勝手に決められてしまった。









: 野﨑
えぇっと初めまして。
野﨑 あなたと申します
… 初めてでは無いぞ
: 野﨑
え、すみません。何処かで
お会いしていますか?
: 野﨑
覚えが無いのですが …
与市もまだ小さい頃だから
覚えていない筈だ
: 野﨑
ぁ、そうですか



   急に連れてこられてこんなガタイのいい
   おじさんと話すのは緊張するよね~
   自分の父親ながら共感できるもん(
   と言うか僕たちは今までにもう、1度
   会っていたという事実に驚いている。



: 南雲
早く帰りたいんだけど
: 南雲
僕だって暇じゃないし
: 野﨑
( 与市くん … 直球すぎるよ )









   : Yumenushi Side





   まぁ、なんやかんやありつつも
   与市くんのお父さんには応援された。
   婚姻届の届け人の欄にも名前を
   書いて貰ったからあとは提出するだけ。



: 野﨑
ふふふっ、 (笑
: 南雲
え、急にどうしたの
: 野﨑
いや … やっと結婚
できるんだなぁって



   私が居た時にナンパされてもこれで
   相手を牽制できるようになるのかと
   思うと嬉しくなってくる。
   与市くんにはとても申し訳無いけど、
   私は嫉妬深い女なのだ。
   口元の筋肉が緩んで思わず、
   だらしない声が出てしまっても
   仕方がないだろう。



: 野﨑
私ね、本当に嬉しいんだ。
君に会うことができて



   価値のなかった私の人生に
   大きな価値をつけてくれた。


   君を捨てた私をまだ好きだと
   言ってくれた。


   私の人生を楽しくしてくれた。


   私を幸せにしてくれた。


   君は私に希望を与えてくれた。


   大きな体験をさせてくれた。



: 野﨑
与市くんには言葉で表せない程
たくさんの事をして貰ったね
: 野﨑
だから私もこれからの生涯を
かけて君に恩返しするから!



   覚悟しといてね ! ! 、なんて大層な事を
   言ってしまったけど 後悔なんてしていない。
   これは最初から私の責任だ。
   巻き込んでしまったんだから最後まで
   責任くらい取りたい。
   だって彼は私と出会わなければもっと
   幸せになれた筈なんだから。

   まぁそんな事を言ってるだけで本当は
   与市くんを誰よりも愛しているから
   他の女に渡したくないだけなんだけど。



: 野﨑
ねぇ、今思ったんだけどさ
やっぱり与市くんって …

















   『 私の タイプ性癖ぴったりだぶっ刺さってる (笑













   自分の為に逃げるあの頃の私なんて
   もう何処にも居ない。



   過去だってもう関係なんてない。


   だって これからは " 南雲 あなた " として、
   新たな人生を歩んでいくんだから。













酔野
酔野
これで物語は一応
完結となります!
酔野
酔野
それでもまだ投稿する
予定なのでお気に入りは
外さないでくださいよ ! ?
酔野
酔野
元から外さないで
欲しいんですけどねー



酔野
酔野
そうだ、お気に入り150
ありがとうございます



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