5歳の頃血まみれの家に居るのが嫌で、双子の姉貴のぽぽにゃと一緒に家を飛び出した。
ぽぽにゃが人を殴って金稼いで、今では豪邸買って、お手伝いさんもいて。でも、ぽぽにゃは引きこもり。
1人がいいから
ほっといて
ぽぽにゃの弱い所を見るのが初めてだった私は、ぽぽにゃの立場になって支えないとと思った
そして、あの仲間以外と関わりたくない
うるさいうるさい。
私のメンタル、ぽぽにゃより程遠いけど、勘が鋭いのは私。こんな私宛の黒板と机の落書き。誰が書いたかなんて、教室1周見なくてもわかる。
そんなん誰もてあげるわけない。
聞かれたなら言わないとね。
お前ら全員
ストレスが溜まってるから
みんな、何かしらの事情があると思う
私は、痛いと思ってない。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!