第2話

ほっといて
138
2023/09/07 06:56
は?
enn
enn
私は、ひとりがいい
私がいなかったら、独りだけど?大丈夫そ?
enn
enn
大丈夫だから

5歳の頃血まみれの家に居るのが嫌で、双子の姉貴のぽぽにゃと一緒に家を飛び出した。
ぽぽにゃが人を殴って金稼いで、今では豪邸買って、お手伝いさんもいて。でも、ぽぽにゃは引きこもり。


1人がいいから
ほっといて

ぽぽにゃの弱い所を見るのが初めてだった私は、ぽぽにゃの立場になって支えないとと思った

そして、あの仲間以外と関わりたくない
enn
enn
私、大丈夫だから
きもっ
根暗!根暗!
うるさいうるさい。
私のメンタル、ぽぽにゃより程遠いけど、勘が鋭いのは私。こんな私宛の黒板と机の落書き。誰が書いたかなんて、教室1周見なくてもわかる。
先生
机の落書きと黒板の落書き
先生
誰だ
そんなん誰もてあげるわけない。
先生
enn。誰だと思う?
enn
enn
あぁ全員です
enn
enn
まぁ、詳しく言えば、企画者は学級委員2人。上履きの画鋲の奴は3軍女子。体育館裏に呼ぶのは一軍男子。殴るのは一軍男女組。です
おい!言うなよ!
聞かれたなら言わないとね。
お前ら全員
先生
お前ら全員、職員室な
enn
enn
あっ呼ばないであげてください
ストレスが溜まってるから
みんな、何かしらの事情があると思う
私は、痛いと思ってない。
enn
enn
私、まだこの件。いじめだと思ってないんで
enn
enn
いじめかどうか決めるのって、私ですよね
先生
まぁ、そうだが。
enn
enn
いいから、早く帰りたいねん。
先生
おうさようなら

プリ小説オーディオドラマ