第6話

六話:二日目 昼
93
2026/02/15 00:43 更新
宇髄天元
宇髄天元
クソがァ!

宇髄は、部屋の壁をドン、と殴った。
宇髄天元
宇髄天元
胸糞悪いぜ・・・
不死川、主催者を
ぶっ殺したほうが
事は早いよな?
不死川実弥
不死川実弥
そりゃそうだろうがよォ
伊黒小芭内
伊黒小芭内
奴が何処に居るのか解れば
苦労しないだろうな。
皮肉気味な伊黒に、
宇髄はチッと舌打ちした。
不死川実弥
不死川実弥
見つけてぶっ殺しに行くか?
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
うむ!
ここで座っているだけでは
何も解決しないからな!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
お、落ち着いて
みんな〜
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
冷静にならないと!
冨岡義勇
冨岡義勇
・・・
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
一度情報を整理しましょう。

混沌し始めた状況から打開すべく、
しのぶが口を開いた。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
この中には昨晩悲鳴嶼さんを
殺した人狼が紛れ込んでいる、
という認識で間違いはないでしょうか。
不死川実弥
不死川実弥
俺は納得いかねェよ。
俺等の誰かが人狼だとしても
鬼殺隊最大の戦力を
初っ端から削らねえだろ。
時透無一郎
時透無一郎
・・・でも
時透無一郎
時透無一郎
さっきの彼奴の発言を信じるなら、
人狼側からしたら自分が生き残らないと
大切な人も道連れになるから
時透無一郎
時透無一郎
何としても生き残ろうと
しますよね
伊黒小芭内
伊黒小芭内
もしそうなら、
纏め役の岩柱を初手で
削るのは妥当だな。
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
ではこの調子なら、
主要な戦力から削られていってしまうぞ!
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
え、でも
何人も柱がやられちゃうと
今後の任務にも支障が・・・
数秒の沈黙。
時透無一郎
時透無一郎
・・・
時透無一郎
時透無一郎
犠牲を最小限にするためには
人狼を殺さないといけないんですね
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
最大多数の最大幸福、
というやつですか・・・
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
でもだからって
私みんなを・・・
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
他にもなにか方法が
あるんじゃない?!
宇髄天元
宇髄天元
阿呆かお前。
他に手があれば俺達は
もう此処にはいねぇよ

伊黒は軽く宇髄を睨んだ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
では、その後どうするかは
別として、人狼を見つけ出す
方向で動きましょうか
時透無一郎
時透無一郎
そうですね。
不死川実弥
不死川実弥
見つけるにしても
人狼が早々と名乗り出るわけねェ
だろうよォ

不死川は不満そうに腕を組んだ。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
皆、各々の
役職は理解しているんだな?
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
うん!一応!
詳しいことはわからないけど・・・。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
構わない。
確か、占い師という役職を
持つ者が居たはずだ
宇髄天元
宇髄天元
一晩に一人、
誰かの役職を占えるっつーやつか
伊黒小芭内
伊黒小芭内
そうだ。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
今の時点でもう既に一夜を
明かしている訳だから・・・
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
占い師はこの中の一人の
役職をすでに知っている!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
・・・そういうことだ。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
でも、占い師が名乗り出ちゃったら、
人狼はその人を殺したく
なっちゃうんじゃない、?
不死川実弥
不死川実弥
そうとは限らねえな。
不死川実弥
不死川実弥
「騎士」が、
今晩其奴そいつを守れば
死なないだろォ
時透無一郎
時透無一郎
騎士が悲鳴嶼さんだった
場合を除いて、ですよね。
宇髄天元
宇髄天元
そういうことになるが、
悲鳴嶼の旦那が
騎士だった可能性は
だいぶ低いだろ。
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
確率は九分の一だな!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
とにかく、今の状況から
打開するには、占い師が
名乗り出たほうがいいと
俺は思うんだが。
冨岡義勇
冨岡義勇
・・・
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
そうかもしれませんね・・・


長い沈黙。











・・・やがて一人が
手を挙げた。



すみません長いので一旦切りました!

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