あの日から1ヶ月がたった頃。
わたしはどこにでもいる普通のJKになっていた。
その言葉がさらに私を赤くさせた。
今年の春からドズさんとぼんじゅーるが卒業して私たちは4人で登校。みんなは私の体調を心配して毎日遠くにある私の家まで迎えに来てくれる。
わたしはその3人の優しさに甘えて、一緒に登校。
生徒会には後輩が2人、入ってめんが生徒会長、おんりーが副会長、おらふくんが会計。私が会計監査。後輩には書記とイベント管理をやって貰っている。
ドズルさんとぼんじゅーるは、会社の社長と副社長。毎日慌ただしくしてるみたい。
たまに会社に様子を見に行くとドズルさんが出迎えてくれて一緒にお茶。
ぼんじゅーるもたまに現れるんだけど、仕事が溜まりに溜まってて凄いみたい笑
ドズルさんがいっつも毎日コツコツやらないからっ!って怒ってるんだ笑
告白の件は、誰も言い出さない。
今は大人二人が忙しい時期だから3人が気を使って言い出さないんだと思う。それに3人は学校が同じだから私とずっと一緒に居れるし、ね。
私自身もまだ誰か一人に絞れなくて、みんなと平等な距離を保ってる。
涼は今、国に組織の支援をしてもらおうって思ってるみたいで国会議員と毎日会談。
忙しそうだけど、蓮介さんから引き継いだこの組織は絶対に絶やさない。いい顔して蓮介さんに報告できるように頑張りますって。奮闘中。
時雨と皐月は、子供たちの教育機関の見直しを各国に申請中。申請が通るまでは一旦うちの組織で預かってる。国籍がない子なんかは小学教育が終わったあたりで本人に聞いて社会に出るか、組織に入るか聞いて必要だったら国籍を作ってあげているみたい。
静音は___見つかった。けど、とても嬉しい形ではなくて1人で幼児たちの人身売買をしている組織と激突して戦死。それをうちの組織の1人が発見したみたい。
聞いた時は少し、嬉しかった。静音の中にまだ、正義があったことがわかって、さ。遺体はこっちに送って貰って埋葬。今はお父さんの隣で静かに眠ってるよ。
たまに、時雨と皐月が私の家に来て途中経過を報告して、旅の話なんかを聞かせてくれる。
その度に私は私も行こうかって聞くんだけど、2人は口を揃えて、「あなたはここで待ってて。そしたら俺らは必ず成果を上げて帰ってこなきゃならないだろ。俺らのモチベなんだ。それに奥さんが待ってるみたいでウキウキするしね」って冗談めかして言うの。
私は「そっか。それじゃあ待ってるね。骨で帰ってくるのだけはごめんだから」っていって、また2人を送り出すの。
わたしはみんなとの今の関係が気に入ってるし、満足もしてる。全てが平和に終わった。なんてことはなかったけど、結果には満足してる。
私はこれからもみんなと一緒に生きる。
新しい道を選ぶ度に葛藤して、落ち込んだりするだろうけどそれでも生きる。
きっと、落ち込む度に励ましてくれる人が周りで守ってくれるから。
今まで、私たちの成長を見守っててくれた読者さんありがとう。
これからも私たちは成長するように、あなたも成長する。きっと沢山悩むことがあると思う。悩んだり、辛いことがあったら思い出してね。
"私たちは独りじゃない。何も家族だけが味方じゃないよ。私の周りにいるみんなが、私が。あなたの味方だからね。"













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!