第37話

#35
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2024/08/23 14:31 更新
辛三
なんで、こんなことをしたんだ
お前に関係なかろう
それに夜桜との結婚など
私は認めておらん
辛三
それはそう…だけれど
辛三
あなたはこんなこと望んでいないだろ
あの子が望んでなんか居なくとも
いずれにせよこうしなくてはいけない運命だったんだ
恨むなら、あなたの両親を恨め
こうなった原因は全て
アイツらにあるからな
辛三
どういう事だ
部外者に知る余地などないわ!
))カチンッ
辛三
部外者なんかじゃない
俺は
辛三
あなたの夫だ
辛三
妻のことを知って何が悪いんだ!
夫だの妻だの
そんなのは理由にならん!
そんなもの…ッ
辛三
(一回一回の攻撃が重いッ…)
辛三
(受けながら話していたらこっちが持たない)
辛三
(距離を置いて話したいが…)
隙が見えとるぞ若造!!
)ガッ
辛三
ッぐ
そんなものじゃ
あなたの目の前で貴様の死体を晒すことになるぞ
辛三
(強い…少なくとも80は超えているのに)
辛三
(俺が押させるなんて…)
貴様に、
何がわかる
辛三
…ッ貴方は
辛三
“家族が失うのが怖いだけの臆病”だ
なんだと…?
辛三
貴方は58年前奥さんを…
辛三
亡くしたそうですね
今から約58年前…
とある人気レストランにて
その“事件”は起きました
犯人は女性を人質にし
その場にいた十数人
その中にはまだ生後間もない赤ん坊もいました
犯人の要求は『夜桜の人間』を連れてこいとの事でした
その犯人は夜桜の人間によって潰れてしまった組織の構成員で、当時は無職になっていました
組織を潰され、無一文になった事で当時結婚前提に付き合っていた彼女に振られ、人生を棒に振られてしまった恨みからの犯行でその場での自○も考えていたそうです
その事件は、“女性1名の死者”のみで幕を閉じました
彼女は、
生後間もない赤ん坊が突然泣き出し
それに腹を立てた犯人が
母親を脅し
泣き止ませろと、なかなか泣き止まず発砲した瞬間
偶然、隣にいた彼女は瞬時にその親子を庇い
撃たれ
そして
当たり所が悪く、変えられぬ人となりました
辛三
その人が貴方の妻であり
あなたの祖母である人
辛三
月乃優子さん
辛三
ですよね
ッッ…
あの日は、結婚記念日で
あの頃の優子の腹には子供がいた
ちょうどその日はその子供の性別がわかる検診があった
その検診の帰りに
その事件にあった
お前に、この苦しみは分からないだろ!
愛する妻も産まれてくるはずだった腹の子を一度に両方も失うつらさなど…ッ!

作者
1000文字超えそうだったので
ここで一旦切ります
作者
毎回言ってると思うんですけど
更新遅くなってすみません
作者
次回も早めに更新できるようできる限り、頑張りますので
作者
それでは!

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