そう言って指を指す
レインさんはどこへ行くつもりなんだろう
何が起きてるか説明しておくと、
私が彼にわけも分からず連れてこられたのはなんと見るからに高い
アクセサリーショップで、またもやあわてていると
レインさんは知らないうちにネックレスを買っていて
今まさにそれを私にプレゼントしようとしているのだ
今日だってわざわざ着いてきてくれているのにさすがに受け取れないと、
このまま受け取らずにいると…
……そうレインさんは聞いてきた
そりゃあ申し訳ないからで…
食いぎみにそう言って奪い取るようにネックレスを手に取る
心なしかレインさんの口の端が持ちあがった
あります。←
数十万するネックレスとか私に持てない てか持っちゃいけない気がする
声が裏返りつつも両手でネックレスの端を持ち
首の後ろに持っていく
一応今の私の状況を説明しよう
まず、これでもかと言うほど手が震えている
そして顔面蒼白
足は生まれたての子鹿
そう、端から見たらヤバいやつである














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。