第5話

入会
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2024/10/04 10:27 更新
さやか
さやか
なぁカンナ!ホノカ!
カンナ
カンナ
ん?どうしたさやか。
ホノカ
ホノカ
どうしたの?そんなに大きな声を出して。
さやか
さやか
私、警察委員会に入ろうと思う!!
カンナ
カンナ
そうか。
警察委員会に入るのか。
ってはぁ!?
ホノカ
ホノカ
警察委員会に入るって、そんな事どうして思ったの!?
さやか
さやか
ほら、カンナとホノカってただでさえ仕事で忙しいのに、私の面倒もちゃんと見てくれてるだろ?だから、私が警察委員会に入って一緒に仕事をすれば、少しは楽になると思ったんだ!
カンナ
カンナ
さやか……。
ホノカ
ホノカ
さやか……。
カンナ
カンナ
だが、お前を危ない目に合わせる訳には……。
それにそもそも、警察委員会に入る為には、身体能力が高くないと入れないだろ。
さやか
さやか
知ってるだろ?私がカンナと同じくらい身体能力が高い事。
カンナ
カンナ
!!それはそうだが。
ホノカ
ホノカ
………じゃあ、僕とカンナに1つ約束して?
さやか
さやか
約束?
カンナ
カンナ
絶対に危ない事はしない。
ホノカ
ホノカ
必ず何かあった時は僕とカンナに頼る。
カンナ
カンナ
良いな?
ホノカ
ホノカ
良いね?
さやか
さやか
分かった!約束する!
こうして、少女は警察委員会に所属することとなった。
そして、ここから2人にとってある意味で苦労が増えた。
カンナ
カンナ
さやか、お前また怪我して帰ってきたのか!!
ホノカ
ホノカ
なんでそうやって無理をするの!!
さやか
さやか
仕方ないじゃん!
カンナ
カンナ
仕方無くない!!!
ホノカ
ホノカ
仕方無くない!!!
さやか
さやか
仕方ないものは仕方ないんだよ!!
カンナ
カンナ
何が仕方ないんだ!!
ホノカ
ホノカ
何が仕方ないの!!
少女が毎日の様に怪我をして帰ってくるようになった。
2人にとって、少女は妹も同然。
だからこそ、毎日のように怪我をして帰ってくることが許せなかった。
大切であるから、愛しているから、頼ってほしいから。
そんな思いが、2人の中には何時の間にか芽生えていた。
さやか
さやか
なんでそう心配性なのさ!
カンナ
カンナ
毎日怪我をして帰っくるやつを心配しない奴がいるか!
ホノカ
ホノカ
ただでさえ体にはたくさん傷があるのに、これ以上傷が増えたら体が持たなくなるでしょ!
さやか
さやか
確かにそうだけど!そうだけども!!
カンナ
カンナ
なら、尚更怪我をするな!!
ホノカ
ホノカ
次怪我をしたら本当に説教だからね!!
さやか
さやか
何なんだよぉ!
こんな日常が、少女にとっては最も幸福だった。
けれど、それも長くは続かなかった。

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