第4話

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2026/01/16 12:06 更新



あなた
やめッ…やめてください!


私は必死に抵抗する。




灰谷蘭
大人しくしろよな〜
灰谷蘭
なに?そんなに躾られてぇの?

あなた
ビクッ


でも、ここで大人しくしたら負けだ。

連れて行かれたら、きっともっと酷い目に遭う。




あなた
…ッ離して…ッ


灰谷蘭
……あ〜、メンドクセ




          ドゴッッ




あなた
ッッ


突如頭に衝撃が走り、警棒で殴られたのだと
理解したのは意識を失う数秒前。



最後に見たのは真顔で返り血を浴びている恐ろしい
彼の姿だった。

















___________________________________……






灰谷蘭
ただいまりんど〜

灰谷竜胆
おー、兄ちゃんおかえり
灰谷竜胆
…え、なに連れて帰って来てんの?

灰谷蘭
コイツ、今日から飼うから
灰谷竜胆
……は?




竜胆は突然の兄の発言に呆気にとられた。


蘭が担いでいる女は頭から血を流し、生きている
のかすら疑う様子だ。




灰谷竜胆
飼う…って…兄貴正気か?
灰谷蘭
ん〜?なに竜胆。俺が正気に見えねぇの?
灰谷竜胆
いや…



竜胆はいつもの調子でニコリと笑う兄を見て、
これ以上問い詰めるのはやめた。



灰谷蘭
とりあえず、俺風呂に入ってくるから
そいつ手当てしといて
灰谷竜胆
えっ
灰谷蘭
よろしくな〜
あ、手ぇ出すなよ?俺んだから
灰谷竜胆
出さねぇよ!


灰谷竜胆
はぁ…とりあえず救急箱…














          ✓ 灰谷竜胆

          ✓ 16歳

          ✓ 天竺幹部





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