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第1話

プロローグ
303
2025/10/31 14:24 更新
“ もしもキミが、ちゃんと僕のことを好きなら僕のお嫁さんにもらってあげてもいいよ “



“ その時は僕が君を迎えに行くから “______







これはよくみる夢の話。
そして10年くらい前の私と誰かの記憶。








今日も1人の少女は、あるプリンセスの話の絵本を胸にときめいていた。



そこに映るは、青いドレスに金髪の勇敢な女性。
ビビデバビデブー!とそこに魔法をまた___



そう紡いでいき、王子様と結ばれる物語をみて“いつか私もああなりたい“そう思い、にまにまとしているのであった。



『私にも、いつか王子様が____ 』



なんていって、絵本をぎゅっとする手の力が少し強まった頃、




《あなた〜、はやく行かないと入学式早々から遅刻するよ!》





下の階にいる母親の声で現実世界へと引き戻される。




『は、は〜い!』




急いで自室から出ようとするが、1度足をとめてドレッサーにちょこんと置いてある、まるで宝石のような容器に入った香水を手首に一振する。




今日から高校生。
少しだけ大きく感じる制服に、少し背伸びをして塗ったリップ。




ドタバタと階段をおりて、『行ってきまーす!』と言えば、リビングから 行ってらっしゃい が聞こえた。















烏野高校へ入学する私は、もうすっかり見慣れた景色だけれども、そこらを色とりどりに飾る桜の花びらをみながら登校していた。




よく母親が顔をだしている八百屋さんがあって、そのおっちゃんにも《今日が入学式か!》なんてニカッと笑われた。




“そうなんです“と言いながら、なんだか小っ恥ずかしくて頬を赤らめる。





そうこうしてるうちに気づけば、烏野高校は目の前に広がっていて、周りをみれば既に仲良くなっている生徒や、元々中学が一緒なんだろうという感じの人達、、様々な姿を捉えた。





そういう私も、実は中学の同級生とここを受けているもんだからあとで合流できるとして...それにしても、今年は少し生徒が多いのだろうか。
どう歩いても人にぶつかりそうなくらい校門前が賑わっている。





モタモタしていたら、横からはしゃいでいるグループの1人の男の子のひじが背中にどんと当たった。






『うぉッ!?』




その拍子に私の体はフワッと前に進んでしまって、ドンと誰かの背中に勢いよくぶつかったのだ。
まずい、!とおもって急いで




『ごめんなさい!』




そう謝ってぱっと前をみると、怪訝そうな顔で私をみる男の子。



わたしの謝罪に対して、うんとかいいえとか許さないとか、そんな事を言うわけでもなくそのまま彼はどこかへふらっと行ってしまった。





『......』





なんとなく、どこかでその目は見たことがあるような、ないような。。





少し不思議な気持ちになってはいたが、入学式が終わる頃にはそんな一件があったことはすっかり忘れてしまっていたのだ。





うみ「あなた〜、今日のクラスの親睦会どする?なんかグループLINEで集計されてるけど」








いつの間にか合流していた中学の頃のクラスメイトの うみ と、親睦会がどうの〜なんて話をしていた。


『参加する〜!私の分も参加ってしてくれると助かる!』



そういうと、“りょーかーい“という うみの声が聞こえた。




帰り際になってふと思った。
入学式の前に校門前でぶつかった彼なんだかすごく...




『 わたしのちょ〜〜タイプかも.... 』







プロローグ エンド



【登場人物】
※これからどんどん増えていきます



なまえ あなた
#烏野高校1年3組
#小さい頃幼なじみがいた
#うみとは中学からの仲



なまえ うみ
#烏野高校1年3組
#あなたとは中学からの仲





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