第13話

12
1,555
2026/01/19 06:43 更新


















 






























   あの怒涛の1日からもうすでに
   3ヶ月が経過しようとしている



   1月のあの日から季節は大きく
   変わって春を迎えた



   私は社会人生活2年目に突入し
   先輩によるとあの双子は
   らぴすくんは特待生推薦 、
   らいとくんはスポーツ推薦で
   まさかの同じ高校に入ったらしい

   ほんとに仲が良いのか悪いのか … (






   そして高校3年生だった次男の
   心音くんは割と偏差値の高い大学を
   目指していたからかもう1年
   浪人することを決めたらしい

   普通の受験生ならメンタルが壊れたり
   もう一度受験生として過ごすことに
   逃げ出したくなったりと大変だと
   よく聞くが心音くんは意外にも
   落ち着いていて1年浪人は覚悟していたと
   大人な反応をしていたと先輩は驚いていた




















  上司
  いやいや困るよ  
  上司
  先にアポとっとくのが  
  基本だろ !!




(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  す 、 すみません !  
(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  荒木さんがしてくれると  
  聞いてたんですけど …




  上司
  荒木は今仙台の方に  
  出張してるぞ
  上司
  しっかりしろよほんと …  



















   私はというと順調とはとても言えない

   会社が多忙期を迎えた上に
   上手くいかないことばかりで
   自己肯定感が下がる毎日だった







   それでも彼がいつでもそばに居てくれる
   そう考えるだけで私は強くいられた













  ロゼ
  ロゼ
  『 忙しそうだなあなたも 』  


(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  『 もう毎日へとへとですよ … 』   
(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  『 上司に怒られるし
    仕事押し付けられるし ! 』   

   


(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  『 先輩はすごいです 』  






  ロゼ
  ロゼ
  『 そんなことないよ  』  
  ロゼ
  ロゼ
 『 こっちうちの会社も多忙期で最近あいつらに  
   構ってあげられてないし 』



















   そうやって心配そうに言う先輩
 
   あの人はいつもすぐ自分を後回しにして
   自分を優先させようとする

   そういう優しさが私は好きだけれど
   無理ばかりをする先輩は少し怖い














































(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  やばいもう 12時 …  
(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  終電あっただけよかった 〜   
















   その日の帰りのこと


   夜遅くまで残業を強いられ嘆きながらも
   ギリギリに終電を乗ることができた



   駅から家まで16分ほど徒歩で
   帰っていた時 通りかかった公園が
   夜にしては少し騒がしい様子だった












  .
  〜〜〜 !  
  .
  〜〜〜 www  


(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  ( 不良か … )  
















   公園やコンビニの傍に不良たちが
   たむろしている姿は別に珍しくはない


   まあ割と都心に近いし東京なんて
   不良やトー横キッズたちが沢山いるから




   ただ 「 薬 」 や 「 たばこ 」など
   物騒な言葉が飛び交っていた為
   少し心配になって立ち止まってしまった







   少しだけバレないように聞き耳を
   立てていると身に覚えのある声が聞こえた
















  .
  もう12時だから
  おこちゃまは帰れよ 〜 w  
  .
  にぃちゃん泣いちゃいまちゅよ 〜  



  らいと
  らいと
  うるせ w  
  らいと
  らいと
  泣かないっすよ別に
  どうせ俺に興味ないんで  




  .
  え 〜 じゃあ3万あげるからさ  
  お姉さんと1晩付き合って ♡
  .
  芹奈いかつ w  


  らいと
  らいと
  わーい3万げっと   









(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  ら … らいとくん !?  


















   その声の正体はまさかのらいとくんだった

   久しぶりに会うかからか高校生に
   なったからか少し大人びている様子



   周りにいるいかつい人達は
   友達 ? 先輩 ? いやでも
   タバコ吸ってるし チャラそうだし …





   もう一度スマホを開くと
   時刻は 12時 30分を過ぎていた















(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  ( と 、 とりあえず
    先輩に連絡した方が
    いい … よね ? )  


















   そのままLINEを開き 、
   先輩に文面で伝えようとする





   ─────  すると
















  .
  おねーさん何見てんの ? w  
  .
  見せもんじゃないんすけど 〜  




  .
  うわてかばか美人じゃね ? w  
  .
  俺タイプだわ  
  らいと
  らいと
  … !  









(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  べ 、 別に見てなんか …  








  .
  もしかして警察に
  連絡しようとしてる ?  
  .
  それは見過ごせないな 〜 w  












   そう言われてガラの悪い男達に
   がしっと肩を組まれる


   かなり酒臭くて怖い


   見た目は大学生っぽい人や
   タトゥーだらけの人など沢山いた




   らいとくんの方を見ると
   金髪のたばこを加えたお姉さんが
   らいとくんの肩に抱きついていて
   目が合うと少し睨んできた




   不良って怖い  …  (










   




  らいと
  らいと
  あなたちゃんそこで  
  なにしてると ?  
  らいと
  らいと
  にいちゃんになんか  
  言われた ?   





(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  た 、 たまたま  
  見かけて …






  .
  えなにらいとの知り合い ?  
  .
  お前こんな美女の
  知り合いいるなら言えよ  


  らいと
  らいと
  ちげーよ  
  らいと
  らいと
  にいちゃんの彼女  


 
  .
  えまじ ?  
  .
  人の女とるの俺
  好きなんだよね燃えるわ  
  .
  うわお前趣味悪 w  















   逃げようとも男たちにがっしりと
   ホールドされていて1人の女性の力では
   抜け出せそうにもない



   周りは完全に不良たちに包囲されていて
   逃げ場もなく詰められるばかりだった











  .
  うわみて震えてる w  
  .
  えなんさいすか 〜 ?  
  .
  もうあいつと  __ した ?  
  .
  お前きも最悪 ww  



(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  … っ  















   ────  怖い

   なんでこんな所に来たんだっけ私
   彼氏の弟だからって言っても他人は他人

   知らんぷりしておけばよかったのに













  らいと
  らいと
  つーか  
  らいと
  らいと
  まじでなにしにきたと ?  



  らいと
  らいと
  俺の事なら心配ねえって  
  らいと
  らいと
  どうせにいちゃんはらぴす  
   ばっかりだから
  らいと
  らいと
  … 逃がしたげる  
   だから早く帰り





(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  … !  





















    らいとくんは私に近づくと
    周りの人にバレないように
    耳打ちでそう伝えてくれた


    … この子は何も分かっていないんだ

    双子の兄への劣等感に感情が塗れ
    目の前にある愛情に気づいてすらもいない


    とにかくなにであっても
    今彼を救い出さないといけない




    なぜかそう思った


















(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
   らいとくん !  
(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  い 、 一緒に …
  お家に帰りましょう … !  



  らいと
  らいと
  …  





  .
  一緒にお家帰りましょ ♡  
  .
  だってよらいとクン 〜 w  
  

  .
  かわいー www
  めっちゃ震えてんじゃん !  
  .
  やっべ
  まじオモチャにしてぇタイプだわ w  



  .
  らいと 〜
  この女俺にも貸せよ  



(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  ひっ …  



















   一番体格の大きい男の人に
   がっしりと手を捕まれ 、
   酔っ払って赤くなった顔を近づけられる







   ──────  その時だった







      🥫  <  ゴッッ











  .
  い"ってぇぇぇ !  
  .
  誰だよクソ野 …  
































  らいと
  らいと
  パイセンさーせん   
  らいと
  らいと
  この人だけは困るんすよね  



(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  ら 、 いとくん …  
  らいと
  らいと
  あなたちゃん帰ろっか  









  .
  ちょ ゆーや大丈夫 !?  
  .
  頭から血やば  







(なまえ)ㅤ
あなたㅤ
  ( ち 、 血 … !? )  
















    まさかのらいとくんが
    飲んでいた空の缶ジュースを
    男の人目掛けて思いっきり蹴り 、
    見事 頭に直撃  ←



    らいとくんはその状況を
    フル無視して気が済んだかのように
    鼻歌を口ずさみながら私の手を
    引いて その公園を後にした


























          NEXT .








  ⛄️
  ⛄️

  最近日に日に書くの
  下手になってきている気が
  してしまう  …  👉🏻👈🏻  


  今回の一部分シーンは
  私の大好きな
  「 春の嵐とモンスター 」の
  1巻 第2話を参考に描かせて
  頂きました  🌪
  不良らいとくんにぴったりで
  きゅんきゅんするので是非 ♡  

  ※ それ以外のシーンは
   模すつもりはないです ‪💧





  ⛄️
  ⛄️

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  おめでとうございます  ♡

  Kアリもぶちかましてきて 👊🏻❤️  

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