第3話

バイクに乗ろう
14
2026/03/02 08:12 更新
車の窓からいつも見ている通学路。

それがガラス越しではなく、普通に見れたらと。
いつも願っていたけれど。
あなた
きゃああああああっっ
マイキー
マイキー
あっはっはっはっは!
マイキー
マイキー
もっと飛ばしてやろうか!?
あなた
た、たすけてっ!!
あなた
きゃーーーーーーっっ



こんな形で見ることなんて、望んでないわ。



こんな、、暴走族の方々に、バイクに乗せられることなんて!



ドラケン
ドラケン
おいおいマイキー!!
飛ばしすぎじゃねぇの!?
タケミチ
タケミチ
もうちょっと、ゆっくりー、、!!
マイキー
マイキー
いーんだよ!
な、お嬢!?
あなた
お、お嬢!?
なんなのよ、それは!
あなた
私にはちゃんと名前があるわ!あなたの名字(金持ち風でよろ)あなたの下の名前よ!
覚えておいて!
マイキー
マイキー
へー、、じゃあ俺も!
俺は佐野万次郎!
マイキーって呼んでくれ!
ドラケン
ドラケン
俺はドラケン!
タケミチ
タケミチ
俺はタケミチっす!
三ツ谷
三ツ谷
俺は三ツ谷!
パーちん
パーちん
俺ぁパーだ!
馬地
馬地
俺は馬地圭介!
あなた
ちょっ、そんな一気に言われても、、!
あなた
先頭にいて、後ろなんて振り返れないのだからっ、
名前と顔が一致するわけないでしょう!?
ドラケン
ドラケン
声で頑張ってくれ、声で!
あなた
そんなことっっ、、
あなた
バイクの音が大きすぎて、声なんて聴き分けられないわよ!
タケミチ
タケミチ
じゃっ、じゃあバイク、これからはやめた方がいいっすか!?
あなた
っっっ、、べっ、別に辞めなくていいわよ!
あなた
こんなのも楽しいとか、、、思ってないんだからねっ!
みんな
っ!
マイキー
マイキー
っははっ!
じゃあこれからは、毎日バイクで送り迎えしてやるよ!
あなた
毎日じゃなくても、、っ、いいわよーっっ!



もうっ、この私に、どんだけ大声出させる気なのよ!?
失礼極まりないわね。

でもまあ、楽しくないことは無いし、いいとするわ。
あなた
次からはもっとゆっくり走って頂戴ね。
マイキー
マイキー
はいはーい
あなた
絶対思ってないわね。
マイキー
マイキー
あ、バレた?
あなた
、、むー。


いたずらっぽく笑った万次郎さんに、少しときめいてしまったのは内緒だ。

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