第32話

666
2023/06/19 13:28





あなた
.....、あの私はなぜここに居るんですかね
時透無一郎
時透無一郎
えーーー、僕がお茶飲みたかったから?


理由になってねぇ、と思いながら上司に当たる
柱に歯向かうことなどできずお茶を淹れる


こんなことしてたら師匠の元に1番で着くことが
叶わなくなってしまう




あなた
(師範になんて言おう)
 そんなことを考えていると自分の情けなさに
 目頭が少し湿ったのがわかった







時透無一郎
時透無一郎
.....なんで下見てるの?


 涙を見られたくなくて下を見てたら
 言われてしまった

 いやあなたのせいだよと
 八つ当たりみたいなことをしそうになった
時透無一郎
時透無一郎
僕はさ炭治郎みたいに優しいくないから
好きなこの恋愛なんて応援できないんだよ
あなた
....、私が誰かを好きだって言いたいの?
時透無一郎
時透無一郎
意地っ張り
時透無一郎
時透無一郎
早く認めなよ
あなた
っ、別に認めるも何も好きな人なんか_
時透無一郎
時透無一郎
あなたが認めないなら別にそれでいいよ
それならやりやすいしね
時透無一郎
時透無一郎
でもじゃあなんで泣いてるの?



 いつのまにか目頭で止まっていた雫は
 私の頬までつたっていた



 無一郎は私の涙を愛おしいそうに拭いた






時透無一郎
時透無一郎
僕も別に好きな子を泣かせる趣味はないから先に行っていいよ
あなた
?え?
 
 いきなりのこと頭がパンクしてしまった
 ただでさえこのは人のせいでうまく頭が
 回っていなかったというのに

時透無一郎
時透無一郎
あーーー僕はあのなり損ない剣士の相手をしなきゃいけないのか
時透無一郎
時透無一郎
?何してるの?早く行きなよ
あなた
っ、ありがとう












 そう言って全速力で走る少女からは微かに
 藤の花のいい香りがした














時透無一郎
時透無一郎
(落ち着く香りだなぁ)











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⠀
ばーーーり久しぶりのですごめんなさい
まぁマイペースにはなりますが更新再開!!
ということです
⠀
待っていてくださった方はいないかもしれないですが、今後ともよろしくお願いします🐰🎶

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