時は少しとぶ
今日は早く起きる。
もちろん怖いけど。もし何かされたらって思うけど。
でも、毎日朝食届けてくらい優しいなら、少しくらい信じても大丈夫だよね。
ガチャ ひさしぶりに廊下の空気を吸う。
階段を下りて、リビングにつく。
その瞬間、お母さんの目から大粒の涙があふれた。
笑顔をつくる。
手が震える。声が震える。
だけど この人たちなら大丈夫だ、そんな気がした。
っていうか、絶対アンプだよね。お兄ちゃんたち…。顔を見ながら思う。
しばらく沈黙が流れる。
同じことを言ってる人が二人いる。
幸せだな。
まるであのときとは大違いだ。いつかあのときのことを話さなくちゃいけないのかな、
自然と笑みがこぼれた。
アンプだということがわかっちゃいました!
次回どうなる!お楽しみに~!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!