第4話

出発
11
2024/05/08 09:18 更新
ウラン
ウラン
あー、リーダー来たっぽい
奥からは二つの人影が見えてきていた
ウラン
ウラン
カヘル、リーダーってさ、強そうに見えるんだけれど結構なコミュ障なんだよね
カヘル
カヘル
コミュ障?
ここで生きていくならコミュニケーションは欠かせないのに?
確かに、世界的にコミュニケーションがとれないことは大きな問題だった
ウラン
ウラン
何でだろうね
俺たちでも普通に話せるようになるまで一週間くらいかかったよ
カヘル
カヘル
まぁ、人それぞれだよね
ミィミ
ミィミ
ピィー
イー
ウラン
ウラン
だからさ、多分カヘルとあんまり話せないかもしれない
名前ですら教えてくれるか分からないよ
カヘルは、基本相手の名前で呼ぶことが多かったので名前をしれないことはとても嫌だった
ミィミ
ミィミ
カヘル
カヘル
うーん、なんかそれは嫌だな
だんだん姿が見えるようになってきた
二人はとてもゆっくりと亀のように歩いていた
ウラン
ウラン
ここから5分はかかるよ
あと少し
ミィミ
ミィミ
ピィー
ピィー
アビス
アビス
おーい、ウラン連れてきた
もちろんだが、逃がしてないよな?
少し遠くからアビスがしゃべっている
ウラン
ウラン
もちろんだよ!何でそんな遠くから喋るのさ
早く来てよ
カヘル
カヘル
なんで遠くから話すの?
疲れるだけじゃん
わざわざ疲れることをすることにカヘルは疑問を持った
ウラン
ウラン
歩くのが遅いからだよ
ミィミ
ミィミ
イー?
アビス
アビス
ほら、つーいた
それから2分ほどかかってカヘルたちのもとへついた
ウラン
ウラン
やっぱり会話始まらなくね?
アビス
アビス
あぁそうだな 俺たちから話題を振った方が良さそうか
カヘルは後ろで話している二人の声が聞こえていた
だからもう自分から話題を振ることにした
カヘル
カヘル
初めまして僕はカヘルだよ
あなたの名前は?
ゼイガス
ゼイガス
あ、え、あ
そこにいる二人から聞いていなかったか
ゼイガスだ
ウラン
ウラン
うそだ…コミュ障が発動していない
カヘルは、思っていたよりも会話ができてうれしかった
アビス
アビス
会話が成り立っている…
ゼイガス
ゼイガス
その、肩に乗せている小鳥を見せてくれ
ミィミ
ミィミ
????
ピィ
ミィミはすごい首をかしげてピィと鳴いた
アビス
アビス
リーダー、やっぱりそうだよな?
ゼイガス
ゼイガス
え?あぁ、おそらくそうだろうな
カヘルは何の話をしているかが分からなかったので棒立ちするしかなかった
ウラン
ウラン
やっぱり
ゼイガス
ゼイガス
なら、あそこ、えーと、なんてとこだっけ、とりあえず行かないとな
カヘル
カヘル
は?
どこかもわからないところに行くかもと言われて思わず本音が出てしまった
カヘル
カヘル
なんでそうなるの?
ゼイガス
ゼイガス
え、その鳥の秘密が分かるはずだからだ
ミィミ
ミィミ
ピッピィー
ウラン
ウラン
俺たちも途中まで同行するよ
カヘルは急にどこかに行くことになってしまった
それに、四人でいくことになった
ここに来てきれいな海を見ようと思っていたカヘルは少しだけがっかりした
一人でのんびり旅をしたいとも思っていた
カヘル
カヘル
まぁいいか
ちょうど迷子になるのはさけれそだし
ゼイガス
ゼイガス
じゃあ、決まりだ
行くぞ
カヘルたちはその場から出発した
広大な草原の中を歩いて

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