奥の方が突然発火し、そのまま大炎上。少し遠くにいる私にまで熱が伝わってきた。
擬声喘疑は突然萌えアニメのゲロい声を上げながら、何処か遠くへ逃げてしまった。
困惑の中、燃え盛るマンションから脱出する二人の人影が確認できた。
目が悪いためよく見えなかったがダブルで緑色の服を着ていることだけは理解出来た。絶対あいつらだ。
呪霊はそう言うと、私達に更に火を放った。
私はまだ動けるが、こいしがもう限界だ。こいつを庇いながら逃げるとなると、相当な力が必要。
私にあるのか?そんな力
私は最後の力を振り絞り、全身に電流を流した。
呪霊は私に炎を放った。
成仏を覚悟したが、その炎は私の元へはたどり着けなかった。確かに呪霊は火を放ったはずだ。
忘れていたが、私達無断で来てたんだった。そりゃ怒られるわ
同時刻 妹紅side
数分飛んでいると、下の方にて戦闘が起こっていた。
私は同級生達が束になって一人の敵に立ち向かっていることを確認して、真っ先に飛び込んだ。
鋭く冷たい刃が、私の首を乱雑に切り落とした。
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。