赫 : 急いで病室に 入って 名前を呼べば
しーっと でも言うように 人差し指を
立てられた。
病院で 大きな声を出しすぎたな、、。
反省しながら 彼の近くへと 向かう 。
余命 の日が 近ずくに つれ
容態は 悪くなって言って かなめは
入院 した 。
本来ならば もう 耳も声も 機能しない
はずだったのだが 、。
本当に軽く言わないで欲しい 。
いつ死ぬか 分からないのに 、。
ほんと 少し前までは かなめは
いっつも 不安になって 泣いていたくせに
立場と言うものは 逆転するものなんだな、
優しく微笑んで 手を広げてくれる
そうやって いつも 子供の ように
甘やかしてくる 。
涙をふいては そう述べる
明日の保証は ないのに 。
今日ここで別れれば 一生会えなくなるかも
しれないのに 。
いつも 君は 明日を 告げる 。
12月20日 の 朝
プルルル
彼は 余命を 破った 。
11月までだった 命も 俺の誕生日まで
続いていた 。
病室に 着いては 彼に呼びかける
ベッド の 隣で 恋人は 倒れていた。
呼び掛けても 呼び掛けても 起きない
誰か嘘だと言ってくれ 、
電話の時は 元気だったじゃないか、
看護師さん達が やって来て 俺の前で
慌ただしく作業を している
呆然と立ち尽くすことしか出来ない 。
そう言って 医師は 何処かに言ってしまった
その言葉は 俺の予想を 確信させてしまった
愛する恋人は 死んでしまったのだと
ベッドのすぐ隣の棚の 上に 手紙があった
誰宛のものだろうか、?
なんて 思いながら 手紙を 開く。
あるけーへ
、 大好きだよ 愛してる。
たった一言 だったが 最初に
何か書こうとした 痕跡 、
涙の 跡 、。
一気に 涙が 溢れてきた。
もう 彼は 居ないのだと 現実を突きつけられる
後ろから 彼の 声が聞こえた気がした
が、 振り返っても 誰も居なかった。
それもそうか 、、。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。