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銀髪に紫紺の瞳を持つハーフエルフの美少女。
猫の姿をした大精霊パックを従える精霊術師で、親竜王国ルグニカの次代の王候補の一人でもある。
優しく世話焼きで、他人の不幸を見過ごせないお人好しな性格だが、本人は何故かそれを素直に肯定せず、他者のための行動を自分の我が儘だと思い込み、人の情につけ込む強かで合理主義なリアリストを演じようとする面倒な性格をしている。
パックを唯一の家族として信頼しており、頬をふくらませたり甘えてみたりと子供っぽい一面を見せる。
主人公ナツキ・スバルからの呼び名は主に「エミリアたん」(真面目な時は「エミリア」)。
パックからは「リア」の愛称で呼ばれる。
世界中で恐れられる嫉妬の魔女と同じハーフエルフであり、人里離れた深い森でパックと二人きりで生活していたため、世情に疎く、人付き合いも苦手。恋愛感情も全くの未発達。
何故か言動の端々に昭和の香りを感じさせる中途半端に時代遅れなセンスのにじみ出る言い回しが多いが、何の影響なのかは不明である。
それらの発言が出るたびに「○○ってきょうび聞かねぇな…」とスバルからツッコまれるのがお約束となっている。
自分の容姿には無頓着で、髪型や服装などの身嗜みはパックに一任している。
戦闘描写が現段階では少ないためあまり目立たないが、見た目に反して意外と好戦的で、熱を操る魔法の力で氷柱や氷壁を作り出して果敢に戦う。身体能力が高く、格闘技も得意であり、本編では大罪司教を相手に有利に戦いを進め、外伝では徒手格闘で武装した集団と渡り合うなど、単純な戦闘力では作中でも上位に位置する
※この小説では違うところがあります
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!