そして、みんなが目を覚まし
昨日の収穫を頼りに、また聞き込みを始めることにした。
智[ウィリアムの血はもしかしたら政府が口止めしている可能性もある、そうなれば俺たちは捕まる]
智[だから、博物館や図書館などで探したり…なんなら占い師など裏の情報を知ってるものに聞き込みをしてみるぞ]
智[ロナルド、お前は大丈夫か?]
ロナルド[なんとかっス…]
ロナルド[ただもう団長とはバーに行かないっすわ…]
智[何があったんだ本当に…]
ロナルド[もう二度とあんなもの咥えたく…オロロロロロロ]
智[なぁシャンティ、ステイサム、何があった?]
シャンティ[知らない方がいいぞ…]
ステイサム[あれを自分にやられたと考えると寒気がするな…]
シャンティ[でも、意外と団長のヤツデカかったな]
ステイサム[あぁ、なぜか敗北感があるな]
シャンティ[んで、デカくて長くて、そしていっぱいデると]
智[お前らなんの話してるんだ?]
ステイサム[いやなんでもない…]
そして、ロナルドとシャンティは
博物館と図書館に向かい
智とステイサムは路地の占い師の所を
転々とした
智[おい、お前]
占い師[なんだ占いか?]
智[いや、ウィリアムの血と言うのを知ってるか?]
占い師[ウィリアムの血?さぁな知らん]
智[そうか、悪かったな]
占い師[安くするから占わせてくれ]
智[なに?]
占い師[なにかお前には強いものを感じる]
そして、智は占いをした
占い師[なるほどな、お前は何か特別な力を持っている]
占い師[手相を確認してみたが、血の流れも普通ではないな]
占い師[お前の星座は?]
智[いて座だ]
占い師[いて座、サジタリウス]
占い師[サジタリウスでこの流れ血とこの手相]
占い師[お前は近々、その力が覚醒して自分を抑えられなくなるぞ]
智[なに?]
占い師[この力は偉大だ、お前の未来を覗こうとすると何者かにブロックされる]
占い師[かろうじて見えるのが、お前が覚醒し、人々を残虐するだけだ]
占い師[だが、抑える方法はある]
占い師[それは覚醒を防ぐことだ]
占い師[お前が覚醒したら、世界が滅ぶぞお前]
智[覚醒しないためにはどうすればいい!]
占い師[感情的になるなということだ]
占い師[たとえ大切な人が殺されようとも、どれだけ辛い思いをしたとしても感情的になってはいけない]
占い師[お前は意外と熱血タイプだな、すぐに感情任せになるだろう]
占い師[冷静さを演じているが、実際はそんなことない]
占い師[お前は怒るのも、泣くのも、笑うのも、苦しむのも許されない]
占い師[とにかく無感情で生きろ]
占い師[もう覚醒まですぐそこまできているぞ]
占い師[抑え続けろ、手遅れになる前に]
そして、次の占い師のもとへ行ったが
返答は全く同じ
みんなウィリアムの血は知らないが
近々智が覚醒し、人々を残虐すると言う
未来は読めているのだ
智[ステイサム、昼休憩にしよう]
ステイサム[わかった]
智[俺が覚醒して、残虐か…]
ステイサム[仕方がない、ウィリアムの血も楽じゃないってことだ]
智[ウィリアムの血で本当に世界が救えるのかよ]
ステイサム[わからない、だからこうやって探すんだ]
智[俺って、死んだ方がいいのか…]
ステイサム[その必要はない]
ステイサム[死んだところで戦争がなくなるわけでもないし、ウィリアムの血が滅ぶこともない]
ステイサム[AGTが消えるわけでもないし今はまだ残ってるNSKだってどこかで生きている]
ステイサム[新生RADの団長として、役目を果たすまでは戦うしかない、それがお前の使命だ]
智[ステイサム…]
一方その頃、シャンティ達は
エジプト考古学博物館にて
シャンティ[なぁ、ウィリアムの血っての知らないか?]
役員[さぁ、わかりません]
アレクサンドリア図書館にて
ロナルド[ウィリアムの血ってのを知ってる?]
役員[わかりません…]
知らない人ばかりだったのだ
ロナルド[クソ全然だ…]
シャンティ[どうする?]
そんなこんなんを話していると…
役員[ねぇ君たち]
シャンティ[なんだ?]
役員[さっき、ウィリアムの血みたいなこと言ってたでしょ?]
役員[そのあと資料保管庫を探してみたんだけどさ、それに近い書物を見つけたの]
役員[この本だ、役に立つと嬉しい]
そして、智達に連絡をして本を預かり
ホテルへと帰還した
智[よくやったな、お前ら]
シャンティ[本当に運が良かった]
ステイサム[それじゃあ、中身を見てみよう]
そして、四人は本の内容を見た…
part 38へ続く












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。