〈数分後〉
〈病院にて〉
走ってきただけで心臓の音やばいのに、姉さんが起きたことに興奮しすぎて心臓の音が激しくなって息ができない…
私は思わず姉さんに飛びつこうとする。
だがその瞬間、
あ、そっか。
妹じゃないんだった笑笑
今までずっと傷付けさせたもんね。
うん、そりゃ相手も断るわ。
姉さんは瞳に溜まっている涙を必死に耐えてるように見えた。
仕方ないよ、全部私のやった事だしさ。
今日は帰ろう。
私は小さく呟いて、病院を後にした。
〈東雲家〉
〈あなたの下の名前の部屋〉
疲れた。
辛い。
吐き気がする。
頭痛い。
心臓の音が激しい。
学校行きたくない。
ご飯も食べくない。
姉さんと兄さんに会いたくない。
1人にさせて。
こんな妹でごめん。
しにたい。
何もやりたくない。
大好きな絵も描きたくない。
大好きな歌も歌いたくない。
大好きな家族に迷惑かけてばっかりでごめん。
ベットに座ると、頭の中がぐるぐる回る。
もう私はどうすればいいんだ…?
わからないよ。
私がキョトンとしてると、望愛ちゃんは白くて小さい手で私の頭を撫でた。
…ちょっと、それ慰めてるときに言うんですか?
そう言うと、望愛ちゃんはポケット?からプレゼントを探し出す。
望愛ちゃんの手にあったのは、綺麗で吸い込まれそうな青色の宝石のネックレスだった。

頭痛いのも、吐き気がするのも、少し治った気がする。
これが宝石の効果なのかな?
失望されちゃったかな。
大丈夫かな…
〈寧々視点〉
プルルルル…(電話)
…東雲くん?
シスコン…













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。