狐華「……!」
凄く明るくなったと思った。
でも、私は轢かれることもなく
そのトラックは消えた。
狐華「……へ、?」
それと同時に誰かに抱きしめられている
ことがはっきりした
狐華「だ、れ?」
「すまんな、あんなでしかあなたを守れなかった、それどころか傷つけてもうて、……ほんまにごめんな」
声でわかった。
あつむ、だ
狐華「どういうこと、?私たち別れたじゃん」
宮侑「……あれはそそのかされたんや」
狐華「……うぅ、」
何故か責めるべき時なのに
涙がとまらなかった
たぶん。安心したんだ、
大好きなあつむに嫌われてなくって、
よかった、て
狐華「で、も、ッ私ッみんなにきらッわれた」
宮侑「……最初のみんなで決めてたんや。もし、なにかあったら数人はあなたの精神が大丈夫なように信じてもらって、その他は少しの間だけ裏切る方向で証拠を掴もう、て」
最初はあつむも信じる方だったみたい
けど
宮侑「……あいつ、あなたと別れないと冤罪ふっかけるゆーて、」
あいつはとことん最低らしい。
狐華「あ、あちゅむ、こ、怖かった、」
宮侑「ん、そのまま帰ろか今日で本当は解散らしいで。みんなまだおるから先に帰って“あの女”からにげよか」
珍しくふにゃと笑うあつむにまた
胸がとくんと高鳴った
最初ほんとに轢かせようと考えたんですけど胸きゅんでどきどきしたかったので……♡











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!