……だから避けたかったんだけどな
ボスと会う事だけは
…、とは言え会わないと面倒くさい事
しなきゃ行けない訳だけど
……思いっきり耳垂れてるね
…普通に見たら怖いのは当然…かな
慣れすぎるのも怖いもんだね
……それともこの半端な血のせいか…
目は猫目で怪しげな感じだし
隠す気のない尻尾に牙まで…
野生動物だって自分より上位の生き物の特徴を見れば
怖がるのは当然の摂理だし
そういうとボスはある建物の前で
自ら腕を切った
相当深く刺さったようで
ボタボタと音を立てて血が落ちる。
その血に水龍特有の水を込めると
先程までなかった扉が現れた。
扉が開かれるとまず1番に
血なまぐさい匂いが充満した。
いくら慣れていようとこの強い臭いには
流石に顔を顰める。
もとより肉食系の獣人だから
こういった臭いに耐性でもあるのか…
それはどう考えてもアイツが悪いだろう
会話の1番にアレを口にするアイツが悪い
押し負けたらあり得ないぐらい痛かったんだ
怒るのも当然だよ












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。