人はみな、誰にも見せぬ〝本性〟を持っている。
友人にも、
恋人にも、
家族にさえも。
嘘の笑顔や虚勢で、
本音を隠し
本性を隠し
世界はそうやって________
今日も仮初の平穏を取り繕っている。
Noside一人の少女がある街を歩いている。
街の中で雑音に消されてしまうような助けを乞う声。
〝彼女にはその場で何が起こっているのかが解る〟。
だから、どんな時でも耳を澄ませ、〝感じ取る〟のだ。
その声を聞き逃さないために。
そう、この少女こそが〝花の鬼狩りの末裔〟。
後に、ある家族の〝影で支える柱〟になる少女である。
少女は背中にしまっていた〝刀〟を出し、
¿¿¿¿に九回の連撃の後、首を斬った。
少女は、何もせず
その〝恩〟を心に刻む。
その〝恩〟が、彼女の原動力の一つなのである。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。