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第7話

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2024/03/28 12:50
  照side

   今の時刻は、午前6:50。
   隣を見てみると愛しの彼女が起き上がろうと
   していた。

   「…まって、いかないで」
   「もうちょっといちゃいちゃしよ、」

   俺がそう言うと彼女は戸惑った顔をしながら、
   布団に入ってくれる。
   そんな優しい所が俺は好きなんだけど。

   『照、今日は甘えたい日なの?笑』

   そう言って俺を柔らかな目で見つめる彼女は
   どこまでも愛くるしい。

   「ぅん…いいじゃん別に」
   『いいけどね笑』

   俺が彼女の首に顔を埋めると、恥ずかしそうにする。

   『ひ…照、くすぐったいよ、笑』
   「…跡つけていい?」

   俺がそう聞くと、いいよと言ってくれたので
   見える所も見えない所も全部に跡をつけた。

   「ん…俺の物って感じ…。」
   『なにそれ笑』

   もう…ほんとに可愛い。

   「…あなたの下の名前、好き…大好き…っ、」

   俺がめいいっぱい好きを伝えると、彼女はそれに
   答えるように、

   『んふふ、私も好きだよ』

   ほんとに可愛い。
   …もう、一生俺のものだから。













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