第7話

Just a friend /Mrs.GREEN APPLE ①
73
2026/04/11 12:06 更新
あなた
あなたの自分の名字あなたです。高校生です。
あなたのお相手の名前
あなたのお相手の名字あなたのお相手の名前です。大学生です。
愛川奈美
愛川奈美です。大学生です。
→高校生×大学生
→片想い
あなたのお相手の名前
それで可愛すぎるんだよね…
あなた
そうなんですね笑
あなたの自分の名字あなた、ただいま私は今日も好きな人の恋愛相談にのってます。
あなたのお相手の名前
ちょっと!聞いてる笑!?
あなた
聞いてますって笑!
あなたのお相手の名前
奈美ちゃん可愛すぎるから話しかけられないんだけど…あなたの自分の名字さんならどうする?
あなた
私なら…友達使いますかね。
あなたのお相手の名前
あ!それいいね!採用!
あなたのお相手の名字あなたのお相手の名前先輩。少し前まで同じ部活の先輩後輩だった。そして…私の好きな人でもある。だけどあなたのお相手の名字先輩にも好きな人がいる。

それが愛川奈美先輩。奈美先輩が部長であなたのお相手の名字先輩が副部長。そして私は奈美先輩から部長を引き継いだ。奈美先輩と同じ大学に行くため当時のあなたのお相手の名字先輩には到底手の届かなかったレベルの大学に死ぬ気で勉強した結果合格し今は同じ大学で楽しいキャンパスライフを送ってるんだとか。

そして私は今『先輩の恋愛相談にのる会』という名目で(裏の目的は先輩に会うためだが)先輩とカフェでゆっくりおしゃべり。
あなたのお相手の名前
あー!楽しい笑
あなた
うわびっくりした。
あなたのお相手の名前
それはごめん笑
あなたのお相手の名前
でもこうやってしっかり者の後輩と仲良くなれて俺も幸せ者だわ…周りの人に恵まれた…
あなた
本当ですよ。私と会えてよかったですね。
あなたのお相手の名前
本当そう。ありがとうあなたの自分の名字さん。
あなた
…いいえ。私もあなたのお相手の名字先輩に会えてよかったです。
あなたのお相手の名前
出会いに感謝、だね笑
あなた
顧問と同じこと言わないでください。
あなたのお相手の名前
あははっ笑!
何よりも眩しいその笑顔。でもこの笑顔は私だけじゃなくいろんな人に見せる笑顔だ。それくらい分かってる。奈美先輩に見せる笑顔とは全く違う。それでも今くらいはその笑顔をずって見ていたい。

先輩とは中学からの付き合いだ。奈美先輩よりも距離が近くてもおかしくないのに実際は天と地くらい遠い距離だ。

いつからこうなったんだろう?中学生のときにもっと攻めてればよかったかな。そしたらこんな惨めな気持ちで先輩の相談にものってないはずだ。
あなたのお相手の名前
そういえば今日まだ時間ある?
あなた
あります!
あなたのお相手の名前
もしよかったら買いたい本があるんだけど…
あなたのお相手の名前
一緒に本屋さん行かない?
あなた
え?いいんですか?
あなたのお相手の名前
むしろ僕のほうがいいんですか?
あなた
行きたいです!
あなたのお相手の名前
やったー!行こ行こ!
カフェに行った日の夜。先輩からは

『今日はありがとう!久しぶりに会えて楽しかった!もしよかったらまた相談させてほしいな🥺』

とLINEが来た。遊んだあとにメッセージを送ってくれるとことかぴえんの絵文字を使うところとか本当にやめてほしい。メロすぎる。これだから私はあなたのお相手の名字先輩の沼から脱出できる気がしない。

『こちらこそありがとうございました🙏先輩と話せて楽しかったし嬉しかったです!相談どしどし受け付けてるんでいつでも相談してくださいね💪🏻』

とだけ送って興奮を落ち着けるため早めに布団に入った。

その日の夜。私は夢を見た。だいたいあなたのお相手の名字先輩と遊んだ日とかはあなたのお相手の名字先輩との夢を見てしまう重度の片想い拗らせ具合だが今日のはいつもと違った。
あなた
こんにちは!今日もあなたのお相手の名前先輩かっかいいですね!
あなたのお相手の名前
知ってる笑そっちこそ可愛い!
あなた
幸せ!私あなたのお相手の名前先輩の彼女でよかった!
あなたのお相手の名前
僕もあなたが彼女でよかった。
なんか今日はやたらあまあまなカップルになってた。もちろん夢だからところどころ「?」となるところはあったけど。それを差し置いても幸せな夢だった。

今日だけはこの夢がずっと続いてほしいって思ってた。いつも私はあなたのお相手の名字先輩に魅了されてばっかりだ。でもこの夢はあなたのお相手の名字先輩も私にメロメロになっている。神様、夢だとは分かってるけど今だけはこの幸せに浸らせてください。そう願ってたのに。
あなたのお相手の名前
じゃあ僕大学行かなきゃ。
あなた
行かないで。
あなたのお相手の名前
行くよ。
あなたのお相手の名前
じゃあばいばい!
あなた
いかないで…
あなた
うわっ!
そう言って目覚めた。時計を見たらまだ朝の5時。この起きるまでの1時間、もっとあなたのお相手の名字先輩との夢を見させて欲しかった。

あーあ。私なら奈美先輩の知らないあなたのお相手の名字先輩知ってるのに。でもそのまた逆もしかりで。私の知らないあなたのお相手の名字先輩を奈美先輩は知ってるんだろうな。

…でもそれを踏まえてもあなたのお相手の名字先輩なら間違いないって思うのにな。そんな虚しいことを考えながら二度寝した。

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