神よ、貴方に彼を渡しません

　グルッペン・フューラーは元々我々国の総統ではなかった。彼はハクト国の最高司令官を務める幹部の一人だった。彼の幼馴染である、とある兄弟と共に。

　グルッペンは、ハクト国が敗戦国となった直後の事を覚えていない。ただ覚えているのは、幼馴染である彼が死に、その弟が自分を我々国へ逃してくれたということのみ。その場に立ち会ったしんぺい神は何かしらの事情を知っているらしいが、それを今は語ってくれそうにない。
　グルッペンの手元に残されたのは、弟の彼が持っていたあのペンダントのみ。彼は今日もそれを身に着けながら、我々国の総統グルッペン・フューラーとして生き続けるのだった。


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小説書かないつもりでしたけど、書きます。
基本的に週１で投稿しているサイトとは違って、不定期に書きます。
この話の前提前提として、
とある実況者様の名前を借りた話
軍パロ
名前のあるオリキャラ(夢無し)
gr様が我々国を立ち上げていなかった(後に幹部達によって総統に上げられる)
某女神を守護する星座の闘士の世界線に近い
若干人外が出ています(snpi神がマジモンの神だったり)


全体的なキャラを掴めていないのでご了承下さいませ……