あなたの名字は、蓮に見送られ東京に戻った翌日から仕事なので出勤するとまだ課長しか来ていなかった。
課長と話していると、部長が顔を出した。
課長が部長にそんな口をきいていいの?──────あなたは、そんなことを考えながら、2人の顔を見やる。
課長は疑問を掻き消すかのように優しく説明をしてくれた。
今日の仕事を、全て終え帰ろうとした時同期の渡辺翔太に声をかけられる。
あなたは、久しぶりの同期との飲み会の誘いに断る事をせず、ついて行ったら、入口のところに宮舘涼太が居て、
三人それぞれ部署が違うので、近況報告をし合い結構な時間になってることに気がつきお開きになった。
翔太は、家が近いうえに彼女さんが迎えに来たので預け、あなたは、涼太と二人で帰ることになり、家路に着くと後ろから聞き覚えのある声に振り向くと、そこには険しい顔をした蓮が居た。
あなたは、すごいびっくりした。昨日は来週って言ってたはずだった。
涼太が状況を必死に理解しようと、あなた問いかけてくる、だが、1番状況の理解に追いついていないのはあなたで何も言えず立ちすくしてしまった。
蓮の問いかけに涼太が答えた。
すごい怒ってる。なんで。こんなに怒る人じゃなかったはず。
あなたは、蓮の言ってることが理解出来なかった、だけど無意識に口が動いていた。
あなたは、泣きながら声をはりあげた。
蓮は涼太の方を見るが直ぐにあなたの腕を掴み、歩き出した。
あなたは、押し込まれるように車に乗せられる。
すごく切ない顔、きっと色んな感情を殺しているんだろうあなたは、蓮の顔を見て思った。
きっと誤解はとけてない。あなたはそう思った。
数分車に揺られ、あなたの家の前につき、お礼を言いあなたが降りようとした時、蓮が口を開く。
あなたは、断ったが蓮は迎えに行くといいはり、結局この次の日から蓮の送迎が始まった。


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。