No side
こえは居ても立っても居られなくなったのか、
その場を離れた___
こえside
嘘だ。嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘。
省かれてた?なんで僕は走ってるの?
知ってたでしょ、省かれてたことくらい。
でも、改めて本人たちの口から聞くとっ………。
そういうことなんだと、わかってるはずなのに。
っ……信じられない___
この涙はイラつきなのか、悲しみなのか、悔やみなのか。
___わからない。
そっか、あの時からなんだね、僕を省いてたの。
急に冷たくなったのは感じてたよ。
れるちが曲の確認を僕じゃなくてこったんにしてて
くにおがふだん構ってしてくるのが急になくなって
ゆうくんがいつもより元気がなかったのも
こったんが急に仕事を優先し始めたのも
___全部全部、僕を省くための動き。
考えてることが最低なのに泣いてる。
……きっと心のどこかで気のせいだと思ってたから。
けど、そんなことなかった。
ちゃんと、ちゃんと僕を省いてた。
僕が今まで頑張ったのがバカみたい。
努力は水の泡だったんだね。
だから。
だか僕はしきくんと電話し始めてちゃったんだよ。
そうなるってわかっちゃったから。
自分の存在が嫌だ。
___死にたいな。
どこか死ねる場所……。
……事務所の屋上はすぐバレるだろうな、スタッフさんいっぱいいるし。
それが1番手っ取り早い。
みんなが止められるものじゃないから。
あそこならきっと……
誰も、予想できないから。
改めて来てみると人口が多い。
ここで死のうとしてるの、バレることはまぁないよね。
だってこんなに人がおおいんだもん。
たとえ渋谷だとわかっても、僕を探すことはできない。
………信号が赤になる
グイッ!!
ブウウウウゥゥゥン……
……誰かに僕は引き寄せられて、死ぬことはできなかった
ただただ、僕の前を車が通り過ぎて行っただけだった
な☆が☆い☆
がんばるぅぅぅ( ;ω;)
やばい、ペースが間に合わねぇぇぇ( ; ; )












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。