第30話

強迫観念
4,114
2024/03/10 14:04 更新
 
カルパッチョ・ローヤン
ッ、あなた・・・・・・?
(なまえ)
あなた
ッぁ・・・・・・ッ
 
 カル君の声で気づいた。
 いつの間にか、彼の腕にしがみついていたことに。
 
レイン・エイムズ
大丈夫か?
レイン・エイムズ
顔色が悪いが・・・・・・
(なまえ)
あなた
だッ、大丈夫です・・・・・・ッ
(なまえ)
あなた
申し訳ありません・・・・・・ッ、とんだお目汚しを・・・・・・ッッ
 
 違う、こんなに怯えたい訳じゃない。
 でも、体が勝手に震える。
 神覚者を前に、“死ななければならない”という強迫観念のような思想が頭の中を覆いつくす。
 
マックス・ランド
いや、全然大丈夫じゃないだろ・・・・・・!
マックス・ランド
まさか、レインに何かされたか・・・・・・?
(なまえ)
あなた
ち、違います・・・・・・ッ
(なまえ)
あなた
神覚者様は、何も・・・・・・ッ
(なまえ)
あなた
ただ、私が・・・・・・ッッ
 
 あぁ、もう迷惑をかけてしまってる。
 レイン様に、悪い噂でも流れてしまったらどうしよう。
 それにもしこんなことを、あの人にも繰り返してしまったら・・・・・・
 
(なまえ)
あなた
ッう・・・・・・ッ
 
 吐き気にも似た気持ち悪さがせり上がってきて、その場にしゃがみ込んでしまう。
 
カルパッチョ・ローヤン
あなた、大丈夫か・・・・・・ッ?
 
 気持ち悪い、頭がくらくらする・・・・・・
 思考もままならないのに、ネガティブなことを考える頭だけは健在で。
 
 私、カル君にもいつも迷惑かけてる・・・・・・
 攻撃魔法を使うのが怖くて、固有魔法どころか基礎魔法のナルコスすら使えなくて・・・・・・
 過去のことを、未だに引きずって・・・・・・
 怖がって・・・・・・
 
 私は・・・・・・私は・・・・・・ッ。
 

































マーガレット・マカロン
あなた、余計なことなんて考えないで
 
 聞こえたその声に、私は酷く安堵した。





──To be continued





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