第7話

~7~【根拠のない自信】
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2024/04/19 08:00 更新
ジムリーダーのヤーコンとの 勝負に勝った!▾
ヤーコン
…まったく、たいしたもんだ!若いくせに、本物の実力も持ったトレーナーが、どんどん出てきてやがる
ヤーコン
ふん、こいつを持っていけ!
キョウヘイはヤーコンから クエイクバッジをもらった!▾
ユズキ
やったね!すごかったよ、キョウヘイくん!
キョウヘイ
へへ、ありがとう!
ユズキ
あ~んもう可愛い~!
ヤーコン
イチャイチャなどしている暇はないぞ。ワシについてこい
ユズキ
やだもう、イチャイチャなんて!間違いではないですけどね~!
‐ジム前‐
ヒュウ
お、キョウヘイ!さすがだな、オマエもジムバッジもらったのか!
キョウヘイ
ヒュウ!うん、まぁね
ヒュウ
…あのさ…ジムバッジをとれたのは相棒達のおかげだけど、オレとコイツ達の繋がりって、モンスターボールだけじゃないよな
ヒュウ
そうでないと、奪われたチョロネコの気持ち…取り戻せないよなッ!
ユズキ
え?ヒュウくん、それって…
ヒュウ
ヤーコン
なんだ、オマエら知り合いだったのか?まぁ、2人ともなかなかだったからな。いいところへ連れてってやるぞ!
ヤーコン
あ、もちろん2年前に見つけた原石、オマエもな
ユズキ
…え?私も?
ヤーコン
当たり前だ。そんな仲間はずれなことはせん
ユズキ
ヤーコンさん…!
ヒュウ
…そうだ、思い出した…!ヤーコンさん、あんた…
ヒュウ
なんで!なんでッ!プラズマ団を許しているんだよ⁉
ヤーコン
…なんにだって受け皿は必要よ。それに正しさばかりを求めると、自分達以外全ての意見を、否定しかねない。それがどんなに危ないことか
ヒュウ
ふ~ん…それが大人の判断ってやつ?まぁいいよ!オレはプラズマ団と戦うからッ!
ヒュウ
…で、さっき言ってたいいところって?
ヤーコン
ふ、聞いたことないか?ポケモンワールドトーナメント。各地のトレーナーを集め、強いのは誰か決めるのよ!
ヤーコン
…まぁ、別に無理強いはしない。だが確実にトレーナーとして成長できるぞ!
‐PWT‐
ジムトレーナー
ようこそ、バトルワールドトーナメントへ!参加受付をなさいますか?
キョウヘイ
はい!ユズキはどうする?
ユズキ
う~ん…せっかくヤーコンさん誘ってもらったし、やってみようかな…!
キョウヘイ
ほんと⁉やった!じゃあ一緒にエントリーだね!
ユズキ
うん!なにそれ可愛い!
ジムトレーナー
ホドモエトーナメント!いよいよ開催です!
‐2回戦目‐
ユズキ
あ、これエントリーシート…よく見てなかったけど…って、チェレンくん⁉
ユズキ
うそ、チェレンくんいたの⁉え?ほんとに⁉
ユズキ
やば、ラッキーで会えないかな…
ジムトレーナー
ユズキさん!続いては、アクロマさんとの戦いになります!
ユズキ
あ、は~い!
ユズキ
(アクロマさんね…前にキョウヘイくんと戦った時も思ったけど、なんかつかめない人…)
ユズキ
…ま、とにかく全力で!ぶっぱなしちゃえ!
‐3回戦目‐
ユズキ
うそ!チェレンくん負けて…って、相手がキョウヘイくん⁉
キョウヘイ
へへ、チェレンさん強かった!
ユズキ
そうだったんだ…って、チェレンくんどこにいるか知ってる⁉めっちゃ会いたくて…!
ジムトレーナー
ユズキさん!決勝戦進出、おめでとうございます!
ユズキ
あ、ありがとうございます!…ん?えっと、つまりですけど…
ジムトレーナー
そうです!決勝戦の相手は、キョウヘイさんです!
ユズキ
…ヤバ~っ⁉うそ!強制的にキョウヘイくんのこと、わからせられるってこと⁉やば!最高⁉
キョウヘイ
キョウヘイ
あんまりなに言ってるのかわかんないけど、ぼくだって負けないよ?
キョウヘイ
あの時より、強くなってるから!
ユズキ
まぁそうだよね…でも、まだまだお姉さんには敵わないってこと、教えちゃうから!
ジムトレーナー
さぁ!ホドモエトーナメントを制するのはどちらか!試合!始め~!
ポケモントレーナーのキョウヘイが 勝負をしかけてきた!▾
ユズキ
ゴチルゼル!行っておいで!
ポンッ
ゴチルゼル
…チル
キョウヘイ
わ、ゴチルゼル!すごい…!でも、ぼくも負けない!
キョウヘイ
いけ、キバゴ!
キバゴ
バゴー!
ユズキ
悪いけど、この歓声、全部私のものにしちゃうから!
ユズキ
ゴチルゼル、サイコキネシス!
ゴチルゼル
チルー!
ドドドドッ
キバゴ
バっ…!
キョウヘイ
キバゴ!
キバゴ
バ、ゴ…
キョウヘイ
一撃で…やっぱりユズキは強い…!
ジムトレーナー
お~っと!勢いに満ちていたキョウヘイ選手のポケモンを、一撃でKOだ!
ワァァァァァァァァ!
キョウヘイ
いけ、コマタナ!
ポンッ
コマタナ
タナ!
ユズキ
戻って、ゴチルゼル。シャンデラ!Go!
ポンッ
シャンデラ
▮▮▮ー!
ユズキ
弱点ついちゃえ!かえんほうしゃ!
シャンデラ
▮▮ー!
ドンッ!
コマタナ
タっ…タ、ナ…
ジムトレーナー
すごい!すごいぞ!またまた一撃でKO!実力で黙らせた~!
ユズキ
ごめんね、キョウヘイくん。でも私、バトルに妥協できないから!
キョウヘイ
…わかってる。ユズキとのバトル、負けてるはずなのに、すっごく楽しい!
キョウヘイ
次だって負けるかもしれない…いや、きっと負ける。でも、でも!
キョウヘイ
不思議だよ。きっと誰もが負けるって思ってる。でも、ぼくだけは!ぼくのポケモンのこと、信じてるから!
キョウヘイ
この自信に根拠なんてない。でも、それでも信じたい!
ユズキ
ユズキ
…いいね、いいじゃん!その目だよ!懐かしい感じする!
ユズキ
いいよ、本気できて!こっちだって本気で行くから!
ユズキ
エルフーン!
ポンッ
エルフーン
ルフー!
キョウヘイ
チャオブー!いってこい!
ポンッ
チャオブー
オブー!
キョウヘイ
チャオブー、負けたっていいよ。だから全力で行こう!
チャオブー
ブオ!
キョウヘイ
チャオブー!ニトロチャージだ!
チャオブー
オブ!
ドンッ
エルフーン
ルフっ!
ユズキ
ユズキ
す、すごいダメージ…まさか急所?
ユズキ
…ポケモンとの絆が生み出した奇跡だね
ユズキ
だったらこっちだって、絆見せつけちゃうよ!エルフーン!ぼうふう!
エルフーン
ルフーっ!
チャオブー
オブ…っ!
ドンッ!
ジムトレーナー
…チャオブー戦闘不能!優勝は…ユズキだ~っ!
ワァァァァァァァァァァ!
ユズキ
やった~っ!
キョウヘイ
…おめでとう、ユズキ
ユズキ
ユズキ
…ありがと、キョウヘイくん。絆が生み出した、最高のバトルだった!
キョウヘイ
負けた。負けたけど…それでも、不思議とすがすがしいよ!…なんでだろう?
ユズキ
…きっと、自分のポケモンを、心から信頼してバトルできたからだよ
キョウヘイ
…そっか、そうだよね!
実にいいバトル、見物だったね
…そしてユズキ。キミの実力がさすがということも、改めて実感したよ
ユズキ
ユズキ
ちぇ、チェレンくん⁉うそ、会いに来てくれたの⁉やだもう!
チェレン
別にそういうわけではないんだけどね。ぼくもあいにく参加していて、仕方なく優勝の祝福をしに来ただけさ
ユズキ
もう、またそんなこと言って!可愛いんだから~!
チェレン
…それにしてもキョウヘイ達、すっかり見違えたよね
ユズキ
え、ちょっと!
キョウヘイ
あはは…えっと、そうですか?
チェレン
あぁ、ヒオウギで戦った時とは、雲泥の違いだよ
チェレン
ポケモンと一緒の旅は、みんなを成長させ…
タッタッタッタッ
ユズキ
わぁっ⁉
ヒュウ
ヒュウ
い、今のッ⁉
ヒュウ
おい!追いかけるぞ!キョウヘイ、ユズキ、オマエ達も来てくれッ!
ユズキ
えぇっ⁉ちょ、そんなこと言われたら行くしかないけどさぁ…!
およしなさい
ヒュウ
わざわざ危険なことに、首を突っ込む必要などありません!
ユズキ
あ、アクロマさん!
ヒュウ
探してるポケモンが!妹のチョロネコがいるかもしれないだッ!
タッタッタッタッ
チェレン
…ぼくも行きます。彼を守らないと!
ユズキ
やだ、チェレンくんかっこいい~!
チェレン
そんなことを言っている暇はないよ。キミだって頼られている側なんだ
ユズキ
あ、そうだった!ヒュウくんをしっかり守らないとね!
ユズキ
(これで私に懐いてくれれば、なおさら…)
アクロマ
…理解できません!勇気ではなく愚行です!
アクロマ
ポケモンがいれば、トレーナーはどんなことでもできるのですか?
ユズキ
…そうですよ。ポケモンがいれば、どんなことだってできるって、私は信じてます
アクロマ
…いえいえ、ありえませんよ
アクロマ
全てのトレーナーとポケモンは、モンスターボールで結ばれている
アクロマ
ということは、トレーナーがパートナーを信じれば、不可能などなくなります!
ユズキ
…?
‐船‐
ユズキ
わぁ、すごい!豪華客船ってやつ⁉
ヒュウ
ヒュウ
この船…なんで冷たいんだよ?
チェレン
…それに…古い船に偽装しているけど、そんなわけないよね…
どうでもいいだろ!コテンパンにされるオマエ達には!
ユズキ
ユズキ
プラズマ団!
ヒュウ
…オマエら、プラズマ団のアジトかよ
プラズマ団
せいか~い!
プラズマ団
だからこの通り!
タッタッタッタッ
プラズマ団
こんなにいるんだぜ!
ヒュウ
…これで全員か?もっと出てきてもいいんだぜ
プラズマ団
ははは!強がるな!よ~し!こいつらをボコボコにするぞ!
ヒュウ
…言っておく…オレは今から怒るぜッ!
ユズキ
…ふ~ん、キメ台詞、かっこいいじゃん!
ユズキ
あなた達しってる?私ね、さっきPWTで優勝したの!
ユズキ
…少しは怖気づいた?
プラズマ団
我々偉大なプラズマ団が、そんなことで怖気づくわけないだろう!行くぞ!
プラズマ団のしたっぱ達が 勝負をしかけてきた!▾
プラズマ団のしたっぱ達との 勝負に勝った!▾
プラズマ団
なにこいつ…!
プラズマ団
2年前、オレ達のジャマをした、あのトレーナーみたいだ…
ユズキ
チェレン
ユズキ!
ユズキ
チェレン
こいつら、2対1とか使ってくる…キミを頼ってみるよ!
ユズキ
え、ほんとに⁉私でいいの⁉
チェレン
そんなこと言ってる場合じゃないね。これこそ、普段はないぼく達のコンビネーションを見せつけるチャンスだ
ユズキ
いや、普段からバリバリあるでしょ⁉
ユズキ
…じゃなかった!いいよ、コテンパンにやっちゃお!
プラズマ団
おいおい、うそだろ…?
ユズキ
これだけいて、たった4人のトレーナーにボコボコにされちゃったね?
ヒュウ
…全員倒したぜ
ヒュウ
さぁ、チョロネコについて、色々聞かせてもらおうか
チェレン
そうだね…他にも調べたいことがあるし
…なにごとである?
チェレン
…やれやれ…あなたは冷凍コンテナ、震えていた人ですよね
ユズキ
え、あ、あの人⁉まさかの再開⁉
チェレン
確か名前は…ヴィオ!この船でなにをするつもりなのか、教えてもらいますよ
七賢人
おのれ…!我々は今一度伝説のドラゴンポケモンを従え、イッシュを支配する!
七賢人
物好きなトレーナーどもよ!好き勝手にさせるものか!
七賢人
ダークトリニティ!こいつらを連れていくのだ!
…シュワンッ
ダークトリニティ
…言っておくが、わたし達はオマエの…
七賢人
わかっておる!とにかくはやくつまみだすのだ!
ダークトリニティ
…ということだ
ユズキ
あ、あなた達は…!
シュワンッ
ヒュウ
ダークトリニティ⁉アイツらなんだよッ⁉
ユズキ
(まさか、まだプラズマ団として従っていたなんて…)
ユズキ
(Nがプラズマ団を去った今、従う必要はないはずなのに…)
キョウヘイ
…なんか、すごいところだったね
ヒュウ
あ~もう!プラズマ団、どこに消えたんだッ!
タッタッタッタッ
チェレン
…ダークトリニティは…人の動きを封じて連れ去る、超人的な連中…
チェレン
それよりも、さっきの言葉…!
チェレン
「我々は今一度伝説のドラゴンポケモンを従え、イッシュを支配する!」とは、どういうことだろう…
チェレン
伝説のドラゴンポケモン、レシラムもゼクロムも、もう手に入れることは不可能なはずなのに…?
チェレン
…まだまだ解明しなきゃいけないことはたくさんあるね
ユズキ
チェレンくん、こんなこと言うのはあれだけど、ダブルバトル、楽しかったよ!
ユズキ
いつか絶対、バトルしようね!
チェレン
チェレン
…あぁ、いつかね
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