第5話

不穏な恋の始まり…
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2025/10/05 00:19 更新
瑠那
瑠那
ここからほとんど、コピー要素なくなります!
璃那
璃那
新作だと思って楽しんで下さい!
というか、これまでもコピー要素なんてないんですけどね♪
璃那
璃那
黙っとれ
めめんともり
めめんともり
別紙は全員に回りましたか?
めめ村全員
回りました!
めめんともり
めめんともり
そこには、楽器のざっくりとした説明と手入れ方法が書いてあります!
めめんともり
めめんともり
これでも分からなかった場合は、直接聞きに来て下さいね!
めめ村全員
分かりました!
iemon視点
めめさんって最初からしっかりしてるなって思ってたけど…
みんなの為にこんな別紙まで用意してくれるなんて、本当つくづく優しい人なんですね。
iemon
iemon
目元にクマまでつくって…
めめんともり
めめんともり
練習場所はとりあえず、金管は第2音楽室、木管はこの部屋でして下さいね。
そっか…俺は金管だから、めめさんと一緒には居られないんだっけ…
これだったら、普通に木管にいけばよかったかな…
iemon
iemon
ルカ、一緒に行こうぜ
これ以上めめさんの事を考えたら余計ここを離れたくなると思ったため、無理矢理気持ちを違う方向に向かせた。
ルカ
ルカ
え…
ルカ
ルカ
あ、あぁ…
ルカ視点
そう…だよな…俺"も"茶子さんとは居れないんだもんな…
楽器の都合上もあるが、
あまりにも茶子さんの視線の先が…違いすぎて、でも輝いていて
なんだか一緒に居ることさえも辛かった…
多分茶子さんは、"あの人"しか見えていないんだろうな…
木管(あそこまでやっておいて?)
めめんともり
めめんともり
では、練習開始です!
※この人達は天性の才能を持ち合わせているので、即座に吹けます(めちゃくちゃ羨ましい…)
2025/10月現在この才能設定が苦になってきたので、まあこれから先の話は覚えてなくて結構です。
メテヲ視点
メテヲ
メテヲ
よいしょ…と
メテヲはアルトサックスを選んだけど…
茶子さんや八幡さんと比べると大きさが全然違う…
メテヲ
メテヲ
めめさんがくれた紙を拝見拝見と…
これ…手書き?
アルトサックス

結構音が出るので、思いっ切り鳴らした方が気持ちよく吹けます。
メロディになるのが多いので尚更ですね!
多分メテヲさんなら吹けると思うんですが…コツを書いておきますね!
メテヲ
メテヲ
……
絶対時間かかるのに、1人1人の特徴をよく捉えて書いてる…
やっぱり"凄いな"
メテヲは紙を机に置き、気付かれないようにめめさんの方を向いて
サックスを吹き始めた。
めめんともり視点
めめんともり
めめんともり
ふぅ…
流石に徹夜でみんなの紙を作るのはやり過ぎたかな…
木管のみんなを見渡す。
みんな苦戦しているような、それでも楽しんでいるようにも見える吹部の特権を纏っていた。
めめんともり
めめんともり
ふふ…
メテヲ
メテヲ
あ…笑った…
Latte
Latte
笑うだけでどうしてあんなに美人なんですか!?
八幡宮
八幡宮
はいはい、嫉妬しない嫉妬しない
うーん、ぜんさんとヒナちゃん同じ楽器だけど分けちゃった…
あんまり、ヒナちゃんに見られてないといいんだけどぉ…
好きな人が違う部屋にいるけれど、それも吹部の特権だと思う。
だって聴いてもらえるのは合奏のときくらい。だから、真剣に…
ワクワクしながら練習が出来るんだから。
茶子視点
茶子
茶子
難しいな…テナーサックス…
指が思ったように動いてくれない、そんなわたすに嫌気がさしていた。
どうして、出来ないのっ?
みんなはちゃんと出来て、気持ちよく吹けているのに…わたすだって気持ちよく…
メテヲ
メテヲ
あ、茶子さーん!
茶子
茶子
メテヲさん!
どうしたんですか?
メテヲさんは確かわたすと同じサックスだったっけ?綺麗に聴こえていたサックスはメテヲさんだったかぁ
メテヲ
メテヲ
……
茶子
茶子
メテヲ
メテヲ
メテヲもテナーサックス吹いてみてもいい?
え?どうして…
茶子
茶子
いいですけど…どうして?
メテヲ
メテヲ
メテヲが吹いてみたいから。
Latte
Latte
お、あそこは何やってんだ〜?
八幡宮
八幡宮
え?そういうの気になるん?
Latte
Latte
気になるじゃん!!
八幡宮
八幡宮
ま、まぁ…
茶子
茶子
用意してきました…けど…
メテヲ
メテヲ
うわ、思ったよりデカいな…
わたすが用意してきたテナサクをメテヲさんは立ったまま、吹き始めた。
茶子
茶子
!?
メテヲさんの音はお世辞にも綺麗とは言えずただただわたすは驚くことしかできなかった。
メテヲ
メテヲ
あはは〜ヤバいね、全然吹けね〜
茶子
茶子
あ…あの?
メテヲさんは何がしたいの…?
メテヲ
メテヲ
……
メテヲ
メテヲ
メテヲは全然吹けないけど…
茶子さんは音が真っ直ぐ出てて、凄いからね〜自信持って?
茶子
茶子
!?
え…もしかして…わたすの事を元気づけようとわざとああやって吹いたの?
茶子
茶子
あ…ありがとうございます…
メテヲ
メテヲ
うん、頑張って!
メテヲさんはわたすにその言葉を残して、自分の持ち場へ帰っていった。
あんなの…惚れないでって言われても、無理だよぉ…
好きな人に頑張れって言われたら頑張るしかないもんね!!
茶子
茶子
えへへ…
テナーサックスを吹き始めて、初めて自然に笑みがこぼれた。









メテヲ
メテヲ
テナーサックス…難しいな…
菓子視点
菓子
菓子
うーん…
正直勢いで楽器選んじゃったけど…
運指とか見てるとヤバくない?
めっちゃ動かすし、ダブルリード?っていうのも中々に辛いんだけど…
ダブルリードってファゴットだけじゃなくてオーボエもだったよね?
あんまり想定してなかったけど、ぐさおさんも一緒なら自然に話しかけにいけるよね?
菓子
菓子
よし!そうと決まれば、話しかけにGo…!
入学式から憧れて・・・いたぐさおさん。
仲良く…なれればいいな…












菓子
菓子
ぐさおさん、ちょっといいですか?
ぐさお
ぐさお
ふぇ?どうしたんですか?
ぐさおさんはオーボエを吹いていた手を止め、私の目を見てくれている。
ぐさおさんは座っていて、私は立っている。
すなわち、ぐさおさんは必然的に上目遣いになっている。
別に狙ったわけではないですけどね?
まさか目を見てくれるとは思わなかったし…
菓子
菓子
えっと…オーボエもダブルリードでしたよね?
ぐさお
ぐさお
はい、そのはずですね。
菓子
菓子
ダブルリードって難しくないですか!?普通のリードで吹かせてくれって感じしません!?
ぐさお
ぐさお
あ、それ分かります!!
サックスとかと同じでいいですよね〜
菓子
菓子
そうそう!!
ぐさお
ぐさお
もう…すでに心が折れかけてます…
私もだけど…
ぐさおさんと同じってだけで楽しみになりました…なんて言えないもんね。
菓子
菓子
私もですけど…
やっぱできると楽しいんだろうなぁって想像できるのがズルいんですよ…
ぐさお
ぐさお
!確かに…出来ると楽しいそうではありますね!
菓子
菓子
じゃあ、吹ける自分を想像しながら吹くと心が持つ…と思いますね!
ぐさお
ぐさお
その発想はなかった…
ぐさお
ぐさお
がんばってくださいね!
菓子
菓子
ぐさおさんもファイトです!
















嘘でしょ!?
ぐさおさんに応援されちゃった…
笑顔が素敵すぎて途中からもう倒れそうだった…
菓子
菓子
ファゴット…かなり良いのでは?
正直私はこの時ファゴットを、
ぐさおさんと繋がる道具としか思っていなかった。
でも、いいよね?
だってそれで本気が出るんだもん。
ファゴットだけを吹こうと集中しても出なかったもん。
菓子
菓子
ぐさおさんのためなら…
絶対に吹ける。吹けるようになってみせる!
ぐさお視点
ぐさお
ぐさお
……
菓子さんにああやって言ってみたはいいものの…どうやっても吹ける予感がしない。
今までの事…ゲームとか勉強とかは何をやったらいいのか少しは予想ついたけれど…
これに関しては全く予想がつかない…
ぐさお
ぐさお
iemonさんもこの教室にいないし…
iemonさんの姿が見れたらもう少し頑張ろうと思えるのに…
iemonさんが悪いわけじゃない。
でもこのふつふつとした怒りはどこにぶつければいいの?
金管の人達の嫉妬はどうすれば解消されるの?
ぐさお
ぐさお
このままだときっと…わたしは、
壊れてしまう。
吐き出せば楽になるが、関係が崩れる。
溜め込めば関係は崩れないが、わたしの心が持たない。
どっちに転んでも、私には無理だった。
Latte
Latte
ぐさお…さん?大丈夫…?
ぐさお
ぐさお
!?
声のした方を向くと、心配そうな顔をしたLatteさんが立っていた。
手にはクラリネットを持って___
きっと練習の合間に来てくれたのだろう。
ぐさお
ぐさお
私は大丈夫ですよ。
Latte
Latte
…無理してるよね?
ぐさお
ぐさお
別にしてないですよ?
ぐさお
ぐさお
うーん強いて言うのなら、
オーボエが上手く吹けないってことですかねw
吐き出したい心を押さえつけ、
なんとか剥がれかけていた仮面を私に付けて保った。
Latte
Latte
ぐさおさんがそういうのなら…
Latte
Latte
でも無理はしないでくださいね!
Latteとの約束です!
ぐさお
ぐさお
はい!
そういってLatteさんは持ち場に戻っていった。何故か後ろ姿は寂しいようなそんな雰囲気を漂わせていた。
Latteさんは凄いな。
誰にでも自然な笑顔を浮かべて、
誰にでも優しく声をかけることができて、
誰にでも元気を分けてくれる。
ぐさお
ぐさお
私も…
そんなに優しかったら…
こんな思いしなくて済んだのかな…
レイラー視点
〜♪
バスクラの重心のある音が私の周囲で響く。
低音で土台になる音だが、メインでもおかしくない程の音色___というのは持ち上げ過ぎか…
レイラー
レイラー
ふふ…
木管低音の楽器…
他にもバリサクやファゴットなどがあるが、
私はバスクラが大好き。
ただ単にクラリネットが好きというのもあるが、多分他の理由もある。
レイラー
レイラー
…私みたい
そう、私みたいだから。
別に高音とか、軽い音の楽器とかを吹いている人を馬鹿にしているわけでもない。
人たらし。
そんな言葉が似合う人には、低音には向いていないだろう。
レイラー
レイラー
本当に人たらし。
よくよく考えてみても、その一言になるだろう。
モテているのに、関係ないとかすかすくらいには…
でもそんな貴方が…
貴方の本命が私だったらいいな…
私じゃないからすかしてる…
私だったら真剣に捉えてくれる…
それだったらいいな。と思いながら、
バスクラを吹き続けた。
レイラー
レイラー
あぁ、もう大好きなんだから。
八幡宮視点
八幡宮
八幡宮
……
いやヤバすぎだろ…
バリサクを吹いていても、
色んな思惑が感じ取れて、申し訳ないけれど気持ちが悪い…
多分というか絶対恋愛関連だと思う。
Latte
Latte
八幡宮ー!
八幡宮
八幡宮
どうしたん?
Latte
Latte
なんかみんな変…?じゃない?
なんかこうギスギス?してる感じ…
それは"すれ違い"が多方面で発生してるからなんですよ。
なんて言おうと思ったが、やめておいた。
八幡宮
八幡宮
うーん、テスト近いからじゃね?
知らんけど。
Latte
Latte
それにしては…暗くない?
八幡宮
八幡宮
…ほらほら〜クラを吹きなさ〜い
Latte
Latte
いや、気になるッ
そう、何を隠そう私の親友ともいえるラテチャンネルは"鈍感天然ツンデレちゃん"なので
ある。
属性ありすぎじゃね?
特に恋愛には鈍感で、周りの人が恋で悩んでいるのも、自分が好きな人がいるのも気付いていない。
そんなLatteは私の斜め後ろで何も分かってないような顔をしている。
八幡宮
八幡宮
えー…まあ青春ゆえの悩み…かなぁ…
Latte
Latte
え?何それ?
八幡宮
八幡宮
それが分からないならもう大丈夫ですよ。
Latte
Latte
………
Latteは私を見て何かを察したかのように、
視線をそらした。
Latte
Latte
まあまあまあ、
八幡宮が言うなら、納得せざるおえないんでね!
Latte
Latte
さよーならー
そうやって言って、自分の持ち場に戻っていった。その後ろ姿は少し寂しげだった。















八幡宮
八幡宮
はぁ…
本当はLatteに共有した方が私の気持ちは持つんだろうと思う。
それでも…
この吹奏楽部の純粋な光を失うよりかは私が抱えたほうがいいと判断した。
この吹奏楽部で楽しく過ごせると思っていたのに、恋でギスギスするなんて…
私は恋なんてしたくない。
八幡宮
八幡宮
この恋が綺麗に完結するまで…私は…
バリサクを吹き続ける。
瑠那
瑠那
だいぶすれ違ってますね〜
メテヲさんがかっこよすぎる件について。
璃那
璃那
Latteさん視点はあんまりすれ違いには関係ないので、省略致しました。
瑠那
瑠那
では次は金管+パーカス視点です!
(^_^)/~

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