何故か皆んなは、悲しそうな目をしている
そう言って、皆んなはキーホルダーを見せてくれた
なぁんだ、見つかってたんだね
知ってた、の…? ずっと…
最近は忙しくて忘れてた
そうだ、俺はこの世界から抜けたら“死ぬんだ”
嘘だよ、皆んなともっと一緒に居たいよ
まだ、皆んなとやりたいことが沢山残ってるよ
皆んなの為にも笑わなきゃ、
俺が泣いたら心配をさせてしまうから
あれから俺達は、全力で楽しんだ
いつもなら憂鬱な授業も楽しく受けたり、
放課後にはカラオケやゲームセンターに行って夜になるまで遊んだ
しかし、時間だけはどう足掻いても止まらない
8月17日 木曜日
とうとう、今日が来てしまった
この日はループする世界と俺1人の人生が終わる日だ
何回も食べてる朝食、この日だけは特別に美味しかった気がした
バタン…
この時点で泣きそうなのは内緒ねw
今から、皆んなが迎えに来てくれるから












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!