第3話

言い間違い
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2024/02/27 09:31
ハスクのバーでエンジェルとあなたが一緒に
お酒を嗜んでいるようです
エンジェル
そういえばあなたってさぁ
あなた
ん?
エンジェル
手綺麗だよね、スベスベだし
あなた
そう?ハンドクリーム
塗ってるだけなんだけど…
エンジェル
綺麗だよ!アラスターもそう思わない?
アラスター
えぇ、実に美味しそ…
アラスター
ん"ん"ッッ
アラスター
綺麗ですよ
エンジェル
(今美味しそうって言いかけたな…)
あなた
(なんだろう、美味しそうって
聞こえた気がする…)
エンジェル
それは置いておいて!あなたの角っていい形してるよね
あなた
角?
エンジェル
うん、形も綺麗だし色もいい色してるよ
エンジェル
ねぇ?アラスター?
アラスター
もちろん、部屋に飾りた…
アラスター
ん゛ん゛ッッ
アラスター
いつまでも見ていられますよ
エンジェル
(なんかさっきから本音漏れてる
気がするんだけど…)
あなた
(聞き間違いなのかな…)
数時間後…
ハスク
お前らそろそろ店じまいだぞ早く帰れ
エンジェル
嫌だ〜まだあなたと飲む〜
ハスク
お前明日も仕事だろ、早く寝ろ
エンジェル
わかったよ〜あなた、帰るよ〜
エンジェル
あれ?
あなた
zzz…
エンジェル
寝ちゃってるなぁ
ハスク
エンジェルお前部屋近いだろ、
運んでやれ
エンジェル
OK〜
アラスター
いいや、私が運びますよ
エンジェル
アラスター?
ハスク
お前部屋遠いだろ、いいのか?
アラスター
いいんですよ、エンジェルが
何をするか分かりませんし
エンジェル
別になんもしないし…
アラスター
では、私は失礼しますよ
そう言ってアラスターはあなたを抱きかかえ
廊下の奥に消えていった
廊下にて…
アラスター
はぁ…見れば見るほど美味しそうだ…
アラスター
いつか絶対…
アラスター
ハーッハッハッハッハ…
不気味な笑みを浮かべながらアラスターは
あなたの部屋に向かうのであった…

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