第30話

🦊 🐹 🐰
2,091
2020/02/02 03:00 更新
私たちは授業の終了のチャイムが鳴るまで




しばらくそこにいた




ウォヌ
ウォヌ
じゃあ...行きますか?
あなた
うん、そうだね
私はなんとか泣いたことを隠せるぐらいの




意識になっていた











ウォヌくんと教室前で別れる時、




2組の教室からミンギュの顔が少しだけ見えた




ミンギュは私の方を見ていなくて




外の景色を見つめていた

















私が教室に入ると
ユラ
ユラ
あ!!あなた!!
あなた
ユラ...
ユラ
ユラ
心配したんだよ!?急に授業サボったりするから...
あなた
ごめん...
ユラ
ユラ
私に謝る必要は無いけど、なんでそんなことしたのか...理由聞かせて?
あなた
.....うん、わかった
















その日は部活に行く元気がなかった




だからユラと一緒に帰ることにして




その時にミンギュのことを話した
ユラ
ユラ
ミンギュくん...絶対あなたのこと好きだと思ってたのに...
あなた
.......
否定も肯定もできなくて私は黙った
















ホシ
ホシ
それ...本当にあいつが思ってることなのか?
私たちがホシの声に驚いて振り返ると




そこにはホシが立っていた
あなた
ホシ!?なんでここに...!?
ユラ
ユラ
ホシ何考えてんの!?女の子同士の会話ってものを...
ホシ
ホシ
ごめん、盗み聞きしちゃって
あなた
......
ホシ
ホシ
あ、僕のことは気にしないで、あなたのこと諦めたわけじゃないって言ったけど...
あなたの気持ちを1番に尊重するって決めてるから
あなた
ホシ.....
ユラ
ユラ
それで?なんで盗み聞きなんか...
ホシ
ホシ
あなたがサボった理由、僕も聞きたくてさ
ユラ
ユラ
まあそうだよね〜...あなた、何か悩みとかあるなら私たちに遠慮なく相談していいんだよ!?
ホシ
ホシ
普段サボるなんてことしないあなたが初めてサボったとか...理由気になるだろ
あなた
2人とも...
ユラ
ユラ
とりあえず、なんでミンギュくんが好きじゃないなんて言ったかって話だよね...
あなた
でも...本当に私の事好きだったのかな...?
ホシ
ホシ
あぁ、それは保証するよ
あなた
え?
ホシ
ホシ
僕ちょっと前に聞いたんだよね
ミンギュ本人から
あなた
本人から...!?
ホシ
ホシ
うん、あなたのこと好きだって
あなた
な...!!
ユラ
ユラ
やっぱり〜!好きでもなんでもないなら一緒に学校行こうなんて言わないよ、幼なじみでもないのに
あなた
そ、そっか.....
私は内心とても嬉しかった




ミンギュが...私の事好きだって...




言ってくれてたんだ...




でも、私がこの気持ちに早く気がつくべきだった




ホシが言うのもちょっと前の話...




最新の情報なわけじゃない
ユラ
ユラ
じゃあなおさらなんで...って話よね...
ホシ
ホシ
うーん.....
2人が考えこんでいる横で




私もどうしてなのか考える









ミンギュが今も仮に私のことを好きだったとして




なんで好きじゃないなんて...




でも考えたところで私にはわからなかった




純粋に今はもう私のこと好きじゃなくなったのかって




そう思った
あなた
もう、いいよ
ユラ
ユラ
え?
あなた
考えてもミンギュの気持ちはわからないし...
純粋に私のこと好きじゃなくなったんだよ、きっと
私はそう言って




家へと歩き出した





















ユラ
ユラ
ねえ、ホシ...
ホシ
ホシ
ん?
ユラ
ユラ
本当に好きじゃなくなっただけだと思う...?
ホシ
ホシ
うーん...でもあのミンギュがそう簡単に好きじゃなくなりはしないと思うけど...
ユラ
ユラ
あ!そういえば...!
昨日の朝...廊下が騒がしかったんだよね...
ホシ
ホシ
廊下?
ユラ
ユラ
うん、そしたらすぐ後にあなたが教室に入ってきて...うわ、あの時もっとしっかり聞けばよかった...なんかあなた、言葉を濁してる感じだった
ホシ
ホシ
言葉を濁してる...
ユラ
ユラ
誰か見た人いないのかな...



















すると
ジョシュア
ジョシュア
.....僕のこと、呼んだかな?
ユラ
ユラ
誰、ですか...?
ジョシュア
ジョシュア
僕はジョシュア あなたって言葉が聞こえたから
ホシ
ホシ
あなたのこと...知ってるのか?
ジョシュア
ジョシュア
うん、僕の気になってる人、かな
ホシ
ホシ
気になってる?
ジョシュア
ジョシュア
まあまあ、それは置いといて...
なんの話してたの?
ユラ
ユラ
あなたのことだから、詳しくは話せません
でも...一つだけ聞きたいことが
ジョシュア
ジョシュア
なに?
ユラ
ユラ
昨日の朝、ジョシュアさん1組の教室の前の廊下辺りにいましたか?
ジョシュア
ジョシュア
あぁ...いたかも
そういえば昨日の朝ってあの...あなたちゃんと一緒に登校してる...あの子だよ、
ユラ
ユラ
ミンギュ!ですか?
ジョシュア
ジョシュア
うん、たぶんその子
その子が...あなたちゃんに後ろから抱きついてたの見たな
ホシ
ホシ
後ろから抱きついてた...!?
ジョシュア
ジョシュア
あ、もしかして君もあなたちゃんのこと気になってるの?
ホシ
ホシ
.....でも、もうやめようかなって思ってるんで
ユラ
ユラ
.......え
ジョシュア
ジョシュア
まあ、そういう光景を見たよ
でも...それが何か問題があるの?たしかに公然の場でミンギュくんがあんな行動をしたのはなんでだって思ったけど...
ユラ
ユラ
ありがとうございます、そのおかげで分かることがありました
ジョシュア
ジョシュア
そう、なら良かった
じゃあ僕は行くよ、またね
そう言って颯爽とジョシュアは帰っていった





ユラ
ユラ
これで分かったね...
あなたのこと、昨日の朝までは好きだったんだよ
ホシ
ホシ
うん...後ろから...抱きついてた...
ユラ
ユラ
だとしたら、やっぱりおかしいよ
そんな簡単に気持ちが変わるなんてことないよ...
ホシ
ホシ
後ろから...
ユラ
ユラ
じゃあ、私あなたにバレないように調査してみるから...!ホシも協力してね!
ホシ
ホシ
抱きついてた...
ユラ
ユラ
もう!!!
さっきやめようと思ってるとか言ってたのどこの誰よ!?全く...

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