私たちは授業の終了のチャイムが鳴るまで
しばらくそこにいた
私はなんとか泣いたことを隠せるぐらいの
意識になっていた
ウォヌくんと教室前で別れる時、
2組の教室からミンギュの顔が少しだけ見えた
ミンギュは私の方を見ていなくて
外の景色を見つめていた
私が教室に入ると
その日は部活に行く元気がなかった
だからユラと一緒に帰ることにして
その時にミンギュのことを話した
否定も肯定もできなくて私は黙った
私たちがホシの声に驚いて振り返ると
そこにはホシが立っていた
私は内心とても嬉しかった
ミンギュが...私の事好きだって...
言ってくれてたんだ...
でも、私がこの気持ちに早く気がつくべきだった
ホシが言うのもちょっと前の話...
最新の情報なわけじゃない
2人が考えこんでいる横で
私もどうしてなのか考える
ミンギュが今も仮に私のことを好きだったとして
なんで好きじゃないなんて...
でも考えたところで私にはわからなかった
純粋に今はもう私のこと好きじゃなくなったのかって
そう思った
私はそう言って
家へと歩き出した
すると
そう言って颯爽とジョシュアは帰っていった
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!