side あなた
龍太くんのお仕事が一段落した頃を見計らい、
東京進出しました。
わたしは荷解きを終えたんですが…。
龍「あー、これどこ置こ」
龍「これこんなとこにあったん!」
龍「なぁ。あれどこいったん」
1人でバタバタとしている龍太くんです。
_
\ピンポーン/
龍「あなた、俺手ぇ離されへん!」
『はいはーい』
引っ越して、バタバタしてる時期。
届いてない家具とかあったっけ…。
ピッ(インターホン)
康「りゅったくーん♡来たでー♡」
『…邪魔するなら帰ってー』
康「その声はあなたちゃんか!」
『龍太くん手ぇ離されへんねんて』
康「康ちゃんが手伝ったる!」
東京に来るとは、オマケに向井の出現率が高くなるって事ですか、そうですか。
龍「誰やったー?」
『じーこ』
龍「あいつ来るの早ない?!」
『なんで住所もう教えてん』
_
康「なぁ、俺の部屋どこー?」
龍「あるわけないやん!」
康「なんでやねん!」
じーこ、上がってくるなり早々にルームツアー。
超自由人。
『まだ片付いてないから、あちこち触らんといてよー』
康「片付いてるやん」
『あれ見てよ?』
視線の先には頭を抱える室龍太。
康「何してるん」
『片付かんくて、頭抱えてる』
康「なんで?!」
『1人と2人じゃ勝手が違うんよね』
都内暮らしの
ファーストステップに選んだ1LDKだから、
まぁ荷物が制限されちゃうんだけど…。
康「しまい方やんな」
『冬物着ないんだから、圧縮してしまえばいいのにね』
_
なんとか、じーこの手も借り、
龍太くんの荷解きも完了した様子です。
『あー、買い物行かな、冷蔵庫空っぽ』
龍「カップ麺とか、インスタントでええよ」
『明日にしよっかー』
龍「康二も食べる?」
康「俺、カップ麺ー♪」
しゃあなし、お湯沸かすか…。
\ピンポーン/
『龍太くん出てー』
龍「はいはーい」
ピッ(インターホン)
文「あなたー、来たでー」
龍「うーわ、シスk…」
文「おい室、あなたわい」
龍「はいはい、開けますー」












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。